30代後半からアイドルにハマッた俺

10代20代まったく興味がなかった【アイドル】というジャンルにハマッた経緯を、振り返って行こうと思う。

人生の転機

35歳36歳の2年間は、定年まで勤めると、何の迷いもなく働いてきた会社を転職するかどうかを悩んでいた。

家族、そして家のローン、人並みに背負っていれば悩まない訳がない。

しかも俺には、立派な学歴も資格も無い。
高校は一度中退して、通信制の高校をなんとか卒業したのが最終学歴で、ギリ高卒。

今でこそ技能士資格を持っているが、転職してから取った資格で、当時は本当に行き詰まっていた。

その2年間、メディアやエンタメの情報など知る余裕も無かった。

欅坂46との出会い

その後、無事に転職をした俺は、収入も前の会社よりも良くなった。

精神的にも余裕が出来てきた頃、子供達と見ていたテレビ番組、【世界の果てまでイッテQ!】で、自分に耳馴染みの良い曲が流れてきた。

気になって調べてみると、欅坂46のガラスを割れという曲で、司会のウッチャンが欅坂ファン。
その番組では事ある毎に欅坂の曲が流れていた。

自分自身の大きくて厚いガラスを割った直後にガラスを割れを聞いた俺は、シンクロ率100%状態に。
楽曲のMVをYouTubeで見る様になった俺は欅坂に関係した動画を片っ端から見まくった。

【欅って書けない？】という冠番組には彼女達のデビュー前の姿もあり、彼女達の成長や努力、葛藤…
今まで遠目にも見て来無かった世界にどっぷりハマってしまった。

地下・地底アイドル

一通り動画を見て、当時の今に追いついた頃から、初期メンバーの卒業が始まった。

この辺りから、他のアイドルにも、欅坂位ハマらせてくれる「何か」を求め、眼を向けてみた。

乃木坂46も見てみた。
さすがに坂道グループのトップバッター。
人気が出るのもわかるし、皆、綺麗。

でも、ハマる訳では無かった。

地下アイドルでは、仮面女子というグループを見てみた。

俺には、よくわからなかった。

地底アイドルというジャンルがあるのも知って、見てみた。

いやぁ、凄かった。女装した男まで居た。

足を踏み入れてはイケナイ世界と思い、動画から逃げた。

モーニング娘。19

散々YouTubeでアイドルを見ていると、モーニング娘。の動画が出て来てるのには気付いてた。

でも何故か見ようとはしなかった。

俺はASAYAN世代で、モーニング娘。が結成される瞬間をテレビで見ていた。

ゴマキの加入でLOVEマシーンの爆発的なヒット。
モーニング娘。内でのユニット等、時代を築いていたのを見ていたが、ファンという訳では無かった。

メディアによく出てるから見てるし知ってるレベルで、勝手に自分で過去のモノとゆう価値観を付けていた。

地底アイドルでボロボロになった俺はモーニング娘。19のロッキンジャパンの動画を見てみる事にした。

いやいや、俺の知ってるモー娘。と、ちゃうやん。

衝撃的過ぎて、それからしばらく、毎晩の様に見てしまった。

ハマった。

佐藤優樹さん

ハマってからは自分が知らなかった時代のモーニング娘。を見る様になり、1人のメンバーに辿り着いた。

動画を見て行く内に佐藤優樹さんというメンバーから目が離せなくなった。

これは自分でもビックリした。これが推しってやつかと。

ライブでパフォーマンスしてる時の格好良さと、舞台裏やトーク番組での雰囲気のギャップ。
気になって仕方無くなり、毎日の様に佐藤優樹関連の動画を見る様になっていた。

初めて推しとゆう感情を芽生えさせてくれた彼女は体調不良から2021年末で卒業。

コロナの影響でライブパフォーマンスをする機会が減り、好きになってからは、あまり見れなかったのが悔やまれるけど、体の治療に専念して貰いたいと思います。

また元気で格好良い佐藤優樹さんを見たい。

ハロプロ

モーニング娘。を見る様になってから他のハロプロのグループも見る様になった。

アンジュルム、Juice=Juice、それぞれのグループに、それぞれの良さがあって、ハロプロってスゲェってなってしまった。

20年以上、歌い継がれるアイドル曲って、つんく♂さん…

俺がハロプロで１番、面白いなぁと思ったのは、幼い年齢の時から大人っぽい楽曲をパフォーマンスし続けている事。

絶対、歌詞の意味とか感情とかわからないと思われる歳の頃から歌い続けた曲が、年相応になる頃には感情が物凄く乗ってる様に聴こえる。

抱いてHOLD ON MEという曲をモーニング娘。の9期10期11期で歌っている動画を見て、素人ながら曲の重みを凄く感じた。

小・中学生で加入した5人が、大人っぽい曲を、大人っぽく歌い上げる姿は最高でした。

ハロプロのファンの人達が研修生まで見てるのは、こういう事象を目撃したいからなのかなって勝手に思ってしまいました。

まとめ

つい最近までヒップホップ、レゲエ、パンクと、若い頃から聞いてたジャンル以外、そこまで興味無く生きて来たけど、ガラスを割れで、勝手に掛けてた色眼鏡のレンズまで割って貰った気がする。

そして、ハロプロの凄さを、まさか、20年以上経って知るとは…

最近は、BiSH(2022年で解散)のアイナ・ジ・エンドの歌が好き。
後、初めてチャンネル登録したYouTubeチャンネル【アイドルのいる生活】の、もかちがおもろい。

勝手な線引きは、人生損するという教訓ができました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m