第二回オレンジカフェ開催しました!
こんにちは!
弟子屈町で地域おこし協力隊をしているいきながです😊
私のnoteは全て私の体験をもとにした主観で成り立っています。
弟子屈町に来て、体験したことを通して、感じたり気づいたりしたことを綴っています。
そのため、事実と異なるものもあるかもしれません。
もし情報として間違ってるものがありましたら、コメント等で教えていただけると有難いです🍀
オレンジカフェは認知症カフェとも呼ばれています。
認知症の人とその家族だけでなく、地域の住民、介護や医療の専門職など誰もが参加できる場のことを指しています。
定期的に集まり、お茶を飲みながら話をしたり相談をしたりすることで交流を深められます。
今回は自治会を巻き込んで行いました。
そのため、弟子屈町内の泉地区の主に運動サークルをされている方を中心に、30名程度の方に来ていただきました。
菜の花会の会員さんの中から、お二人に介護体験談を語っていただきました。
1人目は男性、在宅での介護に限界を感じ、施設へ預けた経過を語ってくださいました。在宅中、変わっていく母を受け入れられずケンカになり罵声をあげたことが今も後悔の念を抱いているとのことでした。
2人目は女性、東京在住中に弟子屈に行き来しながら介護をしながら母を看取り、昨年から弟子屈へ移住し、父の介護を在宅でされています。夜中頻回にトイレなどで起き、介助が必要なため眠れないのがツライとのことでした。
お二人のお話は想像すると、同じ環境になった時自分にできるだろうか?と思い、介護を続ける助けになったことを尋ねてみました。
介護に疲れても、フッと笑う時間があったり、ありがとうと言われたり、昔話で楽しく話せる時、また調子がいい時に食事を作ってくれていつもの母を感じられた時とのことでした。
そのお話を聴いて、心が触れ合う瞬間に疲れは吹っ飛ぶのだなと感じました。
どんなに重度の認知症でも、心は触れ合うことができることを忘れずに接していきたいなと思いました。
地域包括支援センターから認知症ケアパスの説明をした際、「今まで見た資料で一番見やすい」とのコメントをいただきました。
これから改良していく予定なので、もっと使いやすい形にしていきたいと思います!
ケアパスの初期は、正直今の私にも当てはまるので、次のステージに進むのをできるだけ遅らせるためには今できる予防法を実施しようと思いました。
参加者も日々の予防の意識をより深められたのではないかと思います。
語らいの時間では、6グループに分かれてお話しました。
どのグループも身を寄せ合って話されていました。耳が遠い方がいたこともあると思いますが、熱心にそれぞれお話されていました。
今回の参加者は同じサークルの仲間が多かったのですが、サークルではほとんどゆっくりお話する機会がないそうで、今回のオレンジカフェがゆっくり話せる機会になって良かったと言われていました。
体験談を聴いて、みんなでお話する機会があればいいなとのことでした。
お話する場がない、新しい人と出会える機会がないと、「てしかがコミュニTea」を企画しましたが、高齢者や子育て世代には夜の時間はなかなか出てこれないので、高齢者や子育て世代向け「てしかがコミュニTea」が必要だなと感じました。
新しいことをすれば、そこから新たな課題を発見し対策も出てくる。
これからも町民から色んな意見をいただきながら、できることを実践していきたいと思います😊
次回は1月を予定しています。
企画が決まったらお知らせします♪