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第二回のオレンジカフェを行いました

こんにちは!
弟子屈町で地域おこし協力隊をしているいきながです😊
私のnoteは全て私の体験をもとにした主観で成り立っています。
弟子屈町に来て、体験したことを通して、感じたり気づいたりしたことを綴っています。
そのため、事実と異なるものもあるかもしれません。
もし情報として間違ってるものがありましたら、コメント等で教えていただけると有難いです🍀


オレンジカフェは認知症カフェとも呼ばれています。
認知症の人とその家族だけでなく、地域の住民、介護や医療の専門職など誰もが参加できる場のことを指しています。

定期的に集まり、お茶を飲みながら話をしたり相談をしたりすることで交流を深められます。

弟子屈町では、お茶を飲みながらではなく、
今年は昨年度好評だった認知症に関連する映画を2本放映予定になっています。
映画鑑賞後、参加者で語らいの時間を設けています。

今回は2本目の映画放映でした。
その映画はこちら

若年性アルツハイマー型認知症をテーマにしたこの映画。実話をもとに制作されたそうです。
自分の年齢と近い人の実話。
自分に起きたら、夫に起きたら、
そんな仮定を想定しながら観ることができました。

認知症という言葉。
若年性アルツハイマー認知症という言葉。

その言葉だけで、「可哀想」という気持ちになる。
家族はさぞ大変な思いをしてるだろう。

そういう固定概念が自然と湧いてくる。
そのせいで、腫れ物に触るような対応をしてしまう。

診断を受けた前と後でその人の人格は全く変わらない。
でも、周りの見る目は途端に変化する。

「認知症の人」
「認知症の家族の人」

レッテルを貼ってしまう


そんなことをふと気づかせてくれる映画でした。
そして、そのレッテルをどう払拭するのか、どう助けを求めるのか、諦めずに今できることをやり続けることの意味を学ばせてもらいました。

そして、いかに日頃から周りや家族とどんな関係性を築いていくのかが大事かということを教えてもらいました。
日頃から周りを大切にして関わっていた主人公だったからこそ、いざ自分が困った時に手を差し伸べてもらえるし、困ってからもその中でどう周りのためにできるかを変わらず考え行動し、助ける側、助けれられる側という一方通行ではなく、お互いが助け助けられる補い合う関係性を作れるかどうかが大事なのだと思いました。

もし観る機会があれば、家族で観てもらいたい映画です。
今回は弟子屈中学校で開催させてもらったのですが、
語り合いの中で、働き盛りの世代に観てもらえるために何回かに分けて放映すること、中学校の授業参観に盛り込むなども意見で挙がっていました。

これから、それぞれの気づきや学びが広がっていけたら嬉しい等思います。

いつ誰にどんなことが起こるかわからない。
だからこそ、今できることをひたすらにやる。
そして、家族と後悔しないような時間をこれからも過ごしていきたいなと思った時間でした。

来年度も引き続きオレンジカフェを開催予定です。
今年度の形を振り返って、来年度どんな形でやっていくか検討したいと思います😊

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