◆松岡和子訳『ペリクリーズ シェイクスピア全集』ちくま文庫
こんばんは。
シェイクスピア作品の作品名は登場人物の名前が付いていることが多いんだなぁ、と思いました。ペリクリーズもその一つでした。
地中海の周りの国々が舞台の作品。
ハッピーエンドの作品で、散り散りになった家族が再開する場面では、今まで読んだシェイクスピア作品の中で初めてかもしれませんが、亡くなっていると思っていた最愛の夫と、無事に産めたのかどうかさえ分からない娘を思いながら、女神ダイアナが夫の元へ現れるほど懸命に神殿へ仕えていた妃の気持ちを考えるとウルっと来ました。
サクッと読める分かりやすい作品でした。
楽しい夜をお過ごし下さい。
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