◆松岡和子訳『テンペスト シェイクスピア全集』ちくま文庫
おはようございます。
急いでゴミを出しに行き、ゴミ置き場にゴミがないと気づいた瞬間、雨で始まるウィークデーだったと気付きました。曜日が1日ずれていました。
1人シェイクスピア月間、テンペスト読了しました。あらすじや解説が毎回面白く、読む毎にシェイクスピアや演劇用語の勉強になっています。今回のテンペスト、解説が「嵐の後の静けさ」になっていました。なんのことなぁと思いつつ読んでいたら、最後の最後にあぁ、「テンペスト」って「嵐」って意味なのね!と勉強になりました。
作品全部を通して、どことなく、ジャングルブックのような、陽気な南の島の空気感で進んでいく物語は、王女の結婚祝賀会での演目に相応しいハッピーエンドでした。最後にゴンザーローが顛末を詩的に纏めるセリフ中の言葉の対比も面白かったです。
あとがきで書かれていた、プロスペローとミランダの年齢についての考察時の「!」に一緒に嬉しくなりました。
今日も素敵な1日をお過ごし下さい。
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