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五感という感度を上げる〜味覚〜

コ○ナが始まってから、免疫力を高めたいと皆様1度は思ったことがあると思いますが、私もその中の一人でありました。でも私はその時からもう一つ高めたい!と思ったものがあります。それがこの「五感」というものです。
五感とはいったい何なのか。私なりの感覚のお話と、今日はその中で1つについてこの頃私に起きたことを綴ってみたいと思います。

そもそも五感とは?

五感とは、人が外部の刺激を感知するための感覚で、以下の5つとなります。

  1. 視覚: 目から光を感知し、物体や景色を見る。

  2. 聴覚: 耳から音を感知し、声や環境の音などを聞く。

  3. 触覚: 皮膚を通して圧力や温度、痛みなどを感じる。

  4. 味覚: 舌から通して食べ物の味を感じる。

  5. 嗅覚: 鼻から化学的な物質の香りや臭いを感知する。

人間に五感がある主な理由は、原始の時代から外界から情報を収集して人間の生命をおびやかす危険を回避し、環境に適応し、生き残っていくために備わった重要なセンサーです。進化の過程でも自らの遺伝子を次世代に伝えるのにも役立ってきたのです。

視覚や聴覚で、危険や脅威を察知し、避けたり防御したりするのに役立ちます。
 触覚を使って物体の形や硬さを感じ取り、味覚や嗅覚を通じて食べ物の安全性を判断することができます。また、 五感は他者とのコミュニケーションにも重要です。言葉やジェスチャー以外にも、表情や身振り、声のトーンなどを通じて相手の感情や意図を理解し、効果的なコミュニケーションができます。味覚と嗅覚は、食べ物の味や香りを感じるのに役立ちます。これによって、食事において栄養を取り入れ、有害な食べ物を避けることができます。五感は環境に適応するためにも使われます。例えば、寒冷地域に住んでいる場合、触覚を通じて寒さを感じ、それに対応するための行動をとります。

なぜ今必要なのか?

五感はそんなに必須道具なのですが、やはり現代ではスマホやパソコンを見ている生活だったり、街の騒音、嗜好品やジャンクフードなどの接種などなど現代社会ではどうしても外界から来る刺激が強すぎて、ある程度閉ざして進化している今日この頃なわけです。最新鋭の機械やAIなどが助けてくれる時代になってきてはいますから、絶対に高めなければ!ということでもない側面もあるかもしれませんが、私にはこれからの時代こそフルに活用することで新時代がより豊かにくらせるのではないかと思っています。それはホロスコープの視点からでも重要になると予測できますし、地球が大きく環境を変化させてきている今だからこそ、高める必要性を感じています。冒頭でも言ったように免疫力の強化にもつながると考えています。

味覚の変化

2年前くらいから五感についてもっと高めたいと思ってきた私ですが、案外そういいながらも、強化はまだまだだと思っています。ですが、これまでに強化するために考えていたこと、行動してきたことを各回ごとにお話していけたらと思います。
今回は「味覚」についての行動と変化です。

アーユルヴェーダから学んだこと

ここ最近アーユルヴェーダについて学びました。
アーユルヴェーダ(Ayurveda)は、古代インドの伝統医学であり、総合的な健康とバランスを目指すためのものだそうです。体内のバランスを保つために三つの生命力エネルギーが存在するとされ、これらは、ヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)と呼ばれ、それぞれ異なる機能と特性を持っているといわれます。それは個人の生まれつきの体質や特性をも示します。外部の要因によって引き起こされる不調和を防ぐためにこの三つのバランスを保ち、個人の健康をより良くするのです。そのための行動として食事、ハーブ、マッサージ、ヨガ、瞑想などが含まれます。それらの取り入れ方などから個々の体質に合った食事が行動が提唱され、季節や地域の変化に応じて食事を変えることも奨励されます。アーユルヴェーダは補完的な医療アプローチではありますが、現代のインドでもかなり重要な位置をしめており、れっきとした医療行為の一つだそうです。こんな概要ですが、学んでみると案外本当に昔から日本でも言われてきた言い伝えみたいなこととも同じ部分がたくさんあることに気づきました。

白湯生活

アーユルヴェーダの話をするととても長くなりそうですので、今回はその中の一つについてお話します。アーユルヴェーダでは白湯を飲むことを勧めています。
これは日頃の未消化な体内の物質を溶かしてなくしたり、人間が本来もっている体内の力を高めるためにも良いとされています。日本でも、体調のすぐれない時や風邪を引いた時は「湯ざまし」などと言って白湯を飲むことが良いとされてきましたよね。体調が悪くなくても昨今日本でも白湯を進めるお話を見聞きすることが増えていたような気がしています。それは知っていたのですが、それをトライせずにいた私が、アーユルヴェーダを学んでから数日実践を始めてみました。

そうするとどうでしょう。なんとお通じ改善などもあり、冷え性な私の体が長いこと暖かいではないですか!特にこれを書いている今は2023年12月なので、本当に寒い時期ですから、あったかい白湯を飲むだけでそれはそれは体も温まりますよね。そこから今もずっと毎日白湯生活が続いています。

白湯を飲んだだけなのに

今まで、いつも朝仕事が始まった時に決まってブラックコーヒーを飲まないと、頭も体もシャキッとしない私でした。朝が弱い体質の私ゆえ、そのコーヒーは本当に欠かせない!と思っていました。

しかし、白湯生活を続けてから1週間くらいたった時、急に感じたことのない異変を感じました!それはいつもどおり朝の1杯のコーヒーを飲んだ瞬間でした。「あれ、とっても苦い。胸焼けしそうな感じがする・・・」そんなふうに思ってしまったのです。あれ、いつもならホッとして「あ〜〜〜〜これこれ。」なんて思いながら美味しく飲んでいたコーヒーなのに・・・それから何杯か口にしてもその異変に変わりはありませんでした。

どうやら、白湯生活によって、味覚が多少変わってしまったようです。それからコーヒーは全く飲まなくなったわけではありませんが、前ほどブラックコーヒーをごくごく飲むことはなくなりました。できればカフェオレなど、牛乳などで味を柔らかめにしたりすることが増えました。

これらの変化は味覚の感度が上がったことだと自分では思っていて、ちょっと嬉しくなっております。今まで結構味の濃い物が大好きだったので、間違いなく味覚の感度は麻痺していましたから。今後はマイペースでアーユルヴェーダから学ぶ他の食事方法なども、少し取り入れてみようと思っています。

今後も続けたい

このように味覚向上のために白湯生活を続けるのはもちろんなのですが、その他の五感にも何か感度を上げる方法がないかを随時探しています。そしてそれらを楽しくゆっくり実践していけたら、なんか、普通のなんでもない暮らしにもう少し彩をそえられるような気がしています。なんでもない日常を丁寧にすごしてみたい気持ちもどんどんと高まっています。

皆様には生活の良い知恵などがあるでしょうか。それらはこれからの時代にとても貴重な自分への財産になる可能性があるかもしれませんよ。



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