アイスアメリカーノを知ったのは、推しが飲んでいるから
カフェに行くと、必ずアイスアメリカーノを注文します。ことの始まりは、KPOPアイドルが、アイスアメリカーノを飲んでいたから。単純な理由ですね。
社会人生活の中で何が欠かせなかったかと言いますと「コーヒー」「推し」です。毎朝、アメリカーノ片手に推しの音楽を聴きながら出勤。モチベーションの上げ方は、十人十色ですよね。私の飲み物までも変えてしまうぐらい大きな存在。それが、推しの力なんです。
ただ、推しの存在は永遠ではないんですよね。解散や引退など理由は色々ありますが、永遠ではないのは絶対なんです。私の飲み物まで変えてしまったとしても、推しは私のこと知らないし、飲み物まで変えたのかとも知らない。不思議な関係ですよね。
今では、アイスコーヒー飲むよりも、わざわざアイスアメリカーの出してくれるお店を探してしまう程に。(だいたいスタバになりますが)
推しが飲んでいたからとは、忘れてしまうほど、生活に溶け込んでいます。
好きな人の真似をしたい。憧れの先輩の真似をしたい。憧れの気持ちが、真似に繋がるのでしょうか。ただ、私は誰かに憧れてますという気持ちを抱かせたことはあるのか。真似したいと思われたことはあるのか。そんな立場に立てられるのは、一握りの人ではないかと思うんです。小さな頃は自分には無限大の可能性があると思い込んでいたものの、30代、これが現実かと思うほど、普通な私。一握りではない、その他というジャンルに振り分けられてしまうでしょう。
でも、それでもいいじゃないの。と、思えるのも30代。普通だからこそ、悶々と悩み、人間観察して観察力も磨かれる、少し斜めな発想だってできちゃう。普通だからこそ味わえることを、噛み締めたっていい。流れに身を任せて、わざわざ自分から逆流しなくて、穏やかに過ごせればいいのかなと思っています。
当たり前のことを当たり前にやるだけだって、特技。むしろ、すごい。と言い聞かせている。笑
推しがいると、埋められない距離が世の中に存在することを知ってしまい、無意識に、人生を深掘りしてしまう。来世は、どんな人生を歩むのだろうか、あっち(推し)側の人間になれるだろうかと、妄想は止まらない。