糸が切れて始まった負のスパイラル。

今でも覚えてるんですよね。
日にちは忘れちゃったけど、保育園からの帰り、
いつも通り自転車で家までの道のりを走っていた時。
当時はよく、家までの道のりを娘が指定していました。
その日もいつも通り、娘が私に言います。

「まっすぐ！」

もちろん私は自転車を直進させます。

が、その直後。

「やっぱり右がいい。」

というのです。

「最初にまっすぐって言ったよね？
もう進んじゃったから、次の道でまた選んでね。」

と伝えると・・・
いわゆるギャン泣きです。
こっちが泣きたい。。。😂

他にも、私たち親が言ったことの反対を言って、
「やっぱりその反対がいい」と返してきたりすることもよくありました。

こういうのを「反対癖」というそうで、うちの場合、大体3歳前くらいから始まってたんですが、なんとまあ、医学的にみるとたいっへん健やかな成長の証なんだとか✨（マジカ・・・笑）

が。これ、毎日毎日やられた日には、
ボディブローのように効いてくる。。。😅
地味だけど間違いなく確実に私の精神力は削られていたのです。。

そしてこの日。
HPは既に0.1。。。
私の中で「プツン」と糸が切れた音がしました。
糸が切れた私は、、、
今まででは考えられない言葉を口にしてしまうことに。。

「道なんてどこ通ったって一緒でしょ。
運転してるのはママなんだから、ママの好きにさせてよ。」

正直、自分が娘に対してこんな嫌味を言うなんて思いもしませんでした。
友達にだって、夫にだってこんな嫌味言ったことないのに。
自分自身でも驚きましたが、もう感情的になって止められませんでした。

そして、この日を境に私は悪い方に変化してしまったのです。。

もし私が子供だったらきっとこう名付けることでしょう。

「妖怪ヒステリック嫌味ばばあ👹」

ぶっちゃけ何にも考えないで名付けてみたけど。。。
ヒドイネ。。。。😂

でもそう、怒ったり、嫌味を言ったり、
「〇〇しないと〇〇しないよ！」って脅して誘導するようになったり。。
共働きで、保育園で過ごす時間の方が家族で過ごす時間よりも圧倒的に多い娘。せめて一緒にいる間は優しくて楽しい時間を過ごしたいのに。。
常に時間に追われて焦って、全然思い通りに動いてくれない娘にイライラしてまた怒って。。

そう、「全然思い通りに動いてくれない」。
つまり、娘をコントロールしようとしてたのです。。
あんなに大切にしていたモンテッソーリ教育から逆走するようになってしまったのです。。🚙

毎日毎日、娘を寝かしつけた後は自己嫌悪の連続でした。

「私ってこんなに嫌なやつだったっけ・・・？」
と、もともと少なかった自己肯定感なんてものはズタボロ。。😭

「私の言った一言が、私のとった行動が、私が怒ってしまったことが、
また一つ娘の可能性をつぶしてしまったんじゃないか。。」
と、娘の親が私で本当にいいのだろうか・・・？とまで思ってしまう始末。

「明日からは絶対に怒らないで見守れるようにしよう、
娘の意思を尊重できるようにしよう！」
と誓って寝たところで、結局次の日の朝は今まで通りなんですよ。。

思うようにできない自分にやっぱりイライラして、
そうさせてる（と完全に娘のせいにして八つ当たりで）娘に
またもや大きな声で言い聞かせる。。
もうね、美し～い負のスパイラルの完成ですよ。見事なものです、ハイ。

こうなってくると、負のスパイラルがもう習慣化してしまうわけで、
そうなるともう誰も止められないやめられない。。
（カルビーかっぱえびせん♪←名曲だよね、ホント。）

いや～・・・、高い意志力をお持ちの方だったら、気持ちだけで負のスパイラルから抜け出すこともきっとできるんだと思うんですよ。

でも。米粒ほどの意志力しかない私には到底ムリムリ。😇

娘は来年の1月で4歳になります。
「3歳というとても大切な時期を私が未熟なせいでつぶしてしまっている。。このままじゃダメだ。」
と、正直焦りを感じていました。

焦りながらも、一種の現実逃避で、
夜寝る前にyoutubeを聞くのも日課になってました。
何の解決にもならんじゃろ、と思ったアナタ、おっしゃる通り！

・・・でもなかったんです。笑

今考えると、この現実逃避から大きく動き出したのかもしれません。

さて。こんなに立派にできた負のスパイラルから、
私はどうやって抜け出したのか・・・？！
乞うご期待・・・♡