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【日本語って難しい。。】

毎回の出張でホテルに宿泊するとき、
トイレットペーパーホルダーに
こんな日本語が大体あります。

「省資源のため、トイレットペーパーの使いきりに
ご協力をお願い申し上げます。」

自分は、初めてこれを見たとき考えました。
「使いきれない!!
1回で使いきる方が資源の無駄なのでは。。」

っで、多分違うよなー、
と思いながら、少し考えると、
言いたいことがわかりました。笑

「みんなで1つのトイレットペーパーを
つかいきろうね!」

ってことだったんですね。笑

自分の思考が及ばなかったのか、
この表示の伝え方が悪いのか、
勘違いの原因を考えてみました。

以下、松藤の思考。

◉文章には「誰が」の主語がないなあ。

部屋に泊まるのは自分1人。
なかなか他の宿泊者と一緒に消費して
というメッセージだなんてわからないよ。



◉文章の表示スペースが少ないからか。

日本語のみならず、英語表記もあるし、
ある程度見てもらうためにはデザイン性も必要。
だから省略したのかな。



◉じゃあ、読み手の感受性が大事なのかー。

読み手がしっかり意図をくみ取る必要があるなと。
1人で使いきれ、なんて明らかにおかしい。笑



◉まあ、結局わかったからいいか!

あれ?これわざと考えさせているのかな?
みんなが省資源を自分ごととして考えるために。



こんな思考でした。笑

勝手にトイレットペーパーホルダーに
表記されている文章を書いた人に
想いを馳せてみて、
日本語って難しいな、と思いました。

いろんな捉え方ができるし、
こんなにも人を考えさせることができる。

そして、人生経験をもっともっと積んだら、
この文章をこんなにも
考えることはなかったのかな、と思うと、
今のこの年齢だからこそ気づきやすいことは
たくさんあるのでは、と思いました。

いろんなことに触れて、
いろんな経験をしていきたいと、
トイレットペーパーホルダーに
教えてもらった松藤でした。笑

2024.1.27記 (Linkedinにて)

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