見出し画像

#58 ITストラテジスト試験の勉強をして得たこと。

こんにちは、まるもです。
先日4/21(日)に、情報処理技術者試験のITストラテジスト試験を受けてきました。
前回の投稿では、試験一週間前で焦っていましたが笑、無事完了しました!ぶい!

こんな気分。

結果はまだ出ていませんが、残念ながら確実に落ちているでしょう…!
今回は、その理由も入れつつ、試験勉強をして得たことのお話です🙋‍♀️

ITストラテジスト試験とは?

前回も書いているので、ご存じの方は飛ばしてもらって大丈夫です。

ITストラテジスト試験は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)によって認定している高度情報処理技術者試験のひとつ。ITストラテジストの人材像はこちらです。

高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術(IT)を活用して事業を改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。

ITストラテジスト試験|試験情報より(https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/st.html)

試験の形式は、午前Ⅰから午後Ⅱまであり、午前Ⅰ、Ⅱ、午後Ⅰ、Ⅱの4科目を受けて合格点をとる必要があります。出題形式は、午前は四肢択一、午後Ⅰは記述式、午後Ⅱは論述(3,000字前後)です。

ITストラテジスト試験は、正直自分にとってレベルが高い気がしていました。が、チャレンジをして得た事がたくさんありました。

試験勉強をして得たこと

①苦手分野を体系的に理解する事ができた

午前Ⅱ試験では、経営に必要な知識を問われます。
最初に解いたとき、IT投資と企業会計の部分を全く理解できていないことに気がつきました。今まで、投資対効果の話に苦手意識を持っていて、それの理由として「お金で測るものじゃないと思っているから」と考えていたんですが…
今回勉強して、単純に知識がないからだとわかりました。笑
自分を見つめなおし、体系的に知識を得る事ができて良かったです。やってみたら、苦手意識もかなり減りました!

②世の中のDX事例を知る事ができた

午後問題の対策として、DX事例を読んだりビジネスモデルを整理していました。そのおかげで、様々な業界の事例に触れる事ができました。仕事の延長でやると、同じ業界の事例を探してしまう傾向があったので、とても新鮮でした。
特に午後Ⅰの問題では、他業界の動向を問題の中で整理されているので、読み物として楽しかったです!
ちなみに、わたしのお気に入り問題は、平成30年問3「コンテンツ制作会社の事業展開」。
デザイナーの仕事を理解できていてないことに気付いた問題です。
本当にわたしは、目の前の必要な情報だけ集めてしまっているんだなと実感しました。余分と思われる情報を得ることも必要ですね。

③過去の学びが役に立つことがわかった

午前Ⅱの範囲で、経営戦略やマーケティングに関する問題が出てきます。例えば、ファイブフォース分析やPEST分析など。
この分野は、過去に社内研修の一環で調べたことがあり、その時の学びが役に立ちました!
研修自体のメインテーマではないので、考え方だけ知っておけばよかったんですよね。でも、こういうフレームワークに興味があったので、いくつか事例を使って分析していました。当時かなり時間を使いましたが、しっかり学んだことは忘れないとわかりました。活用できて嬉しかったです。

④「完了すること」が最重要だとわかった

今回、午後Ⅱの論述で、規定文字数に到達できずに終わりました。途中の項目で時間をかけすぎてしまったからです。故に、落ちました…。
絶対に書ける内容だったので、悔しいですね。
大学の卒論や仕事などもそうですが、条件を満たせず期限内に提出できなければ、どれだけ素晴らしい出来だとしても、スタートラインに立てないのです。
至極当然のことですが、改めて、完了することにこだわっていこうと感じました。

試験を通して自分の現在地を知る

これにて、わたしのITストラテジスト試験は終わりました!
わたしにとって勉強をすることは、自分のできていることやできていないことを見つめ直す機会となっています。

いまここにいる、ということを知る機会。

生活していく中で自分の考えに偏りができてしまうけど、学ぶことで、その姿勢を正せます。今回は資格の話をしましたが、受験や就活だって、落ちたら意味がないのかと言ったら、そうではないはず。
費やした時間を、無駄にするか価値のあるものにするかは、自分次第だと思うのでした。

さて、1週間くらいしっかりとだらだら過ごしたので、また動きます😉

いいなと思ったら応援しよう!