—— 2022/11/1に記録 ——
✳︎ この本との出会い方 ✳︎
この本は、私が人間について悩んでいるときに、本屋さんでばったり会ったのです。
場所は、渋谷スクランブルスクエアの上階にあるTSUTAYAさん。
ふらぁ〜といつも通りに、目的もなくぶらぶらしていると
大福が美味しそうなこの本がきらっと光ったのです。
手にとって、近くにあった椅子に腰掛けてページを開くと
その文章は、今の私のためにありました。
自然と涙が溢れ、ここで読むのはもったいない…と思い
赤くなった目のまま、お会計へ。
そんな運命的な出会い方をしたこの本は、ゆっくり読み返しています。
いきなり私事ですが、10月末にシェアハウスをやめ、実家へ戻ってきました。
今まで会社までの電車時間が15分だったのが、1時間半へ。
これを機に、また1ページ目から読み返そうと思ったのです。
仕事までの距離。
長ければ長いほど充実すると言っても過言ではありません。
私らしく、出勤ライフを楽しみたいです。
本書は、吉本ばななさんのエッセイ、
CHIEさん、白井剛史さんとの対談、
読者さんのQに応える吉本ばななさんのA…
盛りだくさんの内容でした。
個人的に、(今の自分にとって)
第一章が自分にささりに刺さったので、
第一章を中心に感想を、記録をしていきたいと思います。
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他人に正直にってすごく難しい。怖いけど、自然な口調で嘘をついてる時がある。
悪い嘘でないのだけど、人に合わせたり、その人が欲しい言葉をかけていることがある。
TSUTAYAで視界が歪んできてしまったのは、この辺りでした。
最近、「変わらないって決めつけてるよね」って言われたのだけど、
この言葉を読んで、人はやっぱり変わらないんだよね。
そして、変わらなくていいんだよなって。変わった姿のあなたと、一緒にいても、私はどこかあなたの嘘を感じてしまうし、あなたは、違和感を感じながら生きづらくなってしまう。
離れることは自然なことではないのかなって腑に落ちたの。
確かに、お母さんから聞いた私の幼少期の性格って今と全く変わらない。(笑)
私が走り回れるくらいになった時のこと。
お母さんに「危ないから、そこで止まって!」って言われた時、私はピタッとその足を動かさずに、その場に立ち止まったみたい。
逆に、弟は、ピタッと止まった後、お母さんにニヤッと悪い顔で見て、ばぁぁぁっと走り出したみたい(悪ガキ)(笑)
サーフィンのように、いい波に乗り続けている時って、絶対に気持ちいい。
私も時々感じるかもしれない。あぁ、いい流れにきてるなぁって。
したくないこと…(心当たりあり)
そうだな、お断りの連絡しよっと。
すごく共感。
就職活動での自己分析では、1人インタビューの連続だった。
というか、ひとり記者会見をして、それをお母さんにただ見てもらっている感じの方が、答えがスッキリ出るかも。(特殊)
私が、初期設定を変えるタイミングは、手帳を新しくした時。
…のはずなんだけど、変えた瞬間は変わってるのに、1週間経つといつもの私に元通りになってしまう。
小さな初期設定変えてみたいな。
家族・友達・恋人、きっとどれでも当てはまってしまう。
一回距離を置いてみる。急いで、答えを出さなくてもいいし、一回クールダウンするといいよね。
転職する後押しの言葉になりそう。
なんでしょう。
とりあえず、今は、あったかいカフェラテを飲みたいかな。牛乳多めの。