ロック好きが取り入れやすいヒップホップカルチャー
こんばんは、黒川 陽です。
今回は、ロック好きでも聴きやすいヒップホップカルチャーがあるのでそちらを紹介していきたいと思います。
彼らのルーツも大体ロックなので影響されているのかもしれませんね。
では最初にこちら。
(sic)boyさんとKMさんのGhost of Youです。
(sic)boyさんはあのL’Arc~en~Cielのファンで、「Heaven’s Drive」というL’Arc~en~Cielの中でも有名な曲のタイトルと同タイトルの曲も発表しています。
ラジオ番組では、「L’Arc~en~Cielは原点であり通過点、かつ頂点」と仰っていました。
リリックやサウンドにもロック好きならどこか刺さるような悲壮感や浮遊感があり、声の質もロック向きな伸びがあるスタイルなのでロック好きには一押しのラッパーです。
では、次にこちら。
釈迦坊主さんの「Not Human?」です。
釈迦坊主さんも元々ロック好きで、DIR EN GREYやPINK FLOYDなどの激しめの音楽やプログレッシブな音楽が好きだったそうです。
釈迦坊主さんの魅力はなんといっても色気のあるフロウと独創的なリリック。語尾の伸ばし方が最高に妖艶で、引き込まれるようなリリックに目が離せません。
曲の中にシャウトも織り交ぜながら、ロック好きの心を鷲掴みにしていきます。
最後に紹介するのがこちら。
TYOSiNさんの「HYPE」です。
TYOSiNさんのリリックの中にも「メンヘラ」、「闇」、「死が後悔上回る」など暗い表現が多く陰鬱な雰囲気が好きなロック好きにはたまらないものになっています。
また、ラップをしているというより「歌もの」のように聴こえるところもTYOSiNさんの醍醐味ではないかと思います。
ご本人も海外生活をしていた上で「ラッパーだから歌えないという概念はない」と思ったうえで曲作りをしているそうです。
個人的に、この3名に共通するのは「見た目もロック」である点ではないかと考えます。
(sic)boyさんであれば金髪にシルバーアクセ、釈迦坊主さんでいえばワンレンロングヘアー、TYOSiNさんであれば入れ墨に顔面ピアス…
どこかロックな要素が一目でもあると感じると、やはりラッパーでもロック好きはとっつきやすくなります。
とても私的な意見ですが、このようなロックとヒップホップの融合は最高にかっこいいし聴き心地もいいし、何より異なるジャンルの融合性が音楽に見られることが嬉しいので、どんどんこういったカルチャーが広まってさらにロックなラッパーがピックアップされていくといいなと思います。
では。
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