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愛のエネルギー家事

中学生のころ、投資家のひとがお財布用のお布団にお財布を寝かせているひとをテレビで観てちょっと驚いた事をおぼえている。世の中にはパワーストーンやパワースポットというようなエネルギーがあるモノや場所があるらしい。わたしはそういうのはあまりよく分からない。

この本では、お金との向き合い方や考え方、そしてたまにそういうエネルギー的なことが書かれている。経験や知識がどれも著者の言葉としてまとめられている。とても分かりやすく取り入れやすい。

ドラマを観て、ホームレスになったとしてもわたしは楽しめる気がする。なんて、家がないひとたちの生活の一部分を切り取ったようなフィクションありありの物語をみて思っていた。リアルに考えて今は厳しいとは思うのだけれど、"どんな状況でも楽しめる気がする"という精神は変わっていない。こんな甘いことが言えるのは、お金の心配をわたしに与えないでくれた両親や家族のおかげである。しかしそんなわたしも、フリーター時代や学生時代ケチケチして、他人と遊ぶことや美味しいご飯にお金をかけたくない。と余裕がなかった時期がある。お金に余裕がないときは心にも余裕がなくなるのだと感じた。その頃から増えてきた考えや実践してきたことが整理できたような、答え合わせをしているような気になった。

「お金が無い!」と、余裕がなかったあの時期に読んでいたらきっととても助かっただろうなぁとおもう。そして何よりお友だちが「イラストが可愛い」とかしてくれたこの本。ほんとにイラストに癒される。


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