見出し画像

写真と日記 9/2(月)-9/6(金)

カメラを買ってから2週間めの記録。


9/2(月)

週末に作り置きしておいたおかずを詰めるだけの月曜日。じぶんで作ったごはんが美味しいとうれしい。

9/3(火)

たまごやきに謎の穴が空いていて、顔みたいになっていた。ポチャッコ……。
家に帰ったらドーナツが待っていた。ミスドの紙袋って見るだけでうれしくなれる。

9/4(水)

よく晴れた日。この日のメインはさんまのチーズサンドっていうパルシステムのお惣菜なんだけど、かなり美味しい。パルシステムとかいうサービスは実家暮らしの恩恵だと常々感じている。実家は1日でも早く出て行きたいが、母とパルシステムのごはんは恋しい。何回パルシステムって言うんだ
スマホ撮影。中1からずっと東京で電車通学/通勤しているのに、23歳にして初の振替輸送。ずっと恵まれていたことに気付く朝。
すこし寄り道して、バーのある本屋さんでひとり飲みを敢行。唯一飲めそうなお酒がすだちサワーだったのでそれを頼んだけれど、あとで聞いたらご主人は徳島のご出身らしい。
おつまみに頼んだ炙りイカ、「炙り」ってそういう感じなのね。

お酒が得意ではなく、お店のご夫婦とお話ししてみたかっただけなので、一杯だけ飲んですぐ帰ろうと思っていた。すると、わたしがイカを炙っているあいだに続々と常連さんが到着し、ご夫婦はその一人ひとりに「出版社で編集をしている、みほさんです」と紹介してくれた。常連さんはみんなやさしかった。会社はどこにあるの、どんな本を作っているの、どんな音楽を聴くの、ぼくも20年くらいカメラやってるよ、aikoがつけてるアクセサリーはあの辺りの雑貨屋さんのものなんだよ知ってた?……など会話は止まらない。気付いたら二杯目(ジンジャーエール)を頼んでいて、時間はあっという間に過ぎていった。
常連さんたちより一足先にお会計を済ませていると、「みほちゃんもう帰るの?」「明日も来たらモロヘイヤ食べさせてあげるよ」(←?)など口々に声をかけられた。帰り際にはお客さんもご夫婦もみんなで手を振って「みほちゃんまたね〜!」とお見送りしてもらった。おとなになると、こんな世界にも出会えるのか。

9/5(木)

ホッケとれんこんをのせたら「和」になったので梅干しも追加した日。昨夜のほわほわした気持ちが嘘のような日常どまんなかの光景。
お昼休憩と午後からの書店まわりをくっつけて一時帰宅。会社の休憩室ではテーブルが小さすぎて1/4しか広げられないランチマットを、今日は存分に使ってお昼ごはん。
東京でも、まだこうやって他者とつながることはできる(翌朝には無くなっていた)。
入社してすぐのころに伺って以来、ずっと気にかけてくださるだいすきな書店さん。今月で1周年を迎えるそうで、出来立てほやほやの記念冊子をお客さんより一足早くいただいた。うれしくて、会社へ帰る途中のバスでさっそく読んでしまった。

9/6(金)

ひさしぶりにランチ探訪。いつもは見慣れた景色として存在する食品サンプルたちも、今日は当事者意識を持って眺めてもいいのか、と気付いた途端にすべてが美味しそうに見えてくる。
目的の定食屋さん。こういう場面ではかなり優柔不断なので、限られた時間での外食は苦手。
待っているあいだ、向かいのおじさんにカツオしらす丼が運ばれてきて、そっちにすればよかった〜と一瞬思ってしまったけれど、唐揚げが美味し過ぎてそんな気持ちも忘れた。
あ、現金だけなんですね、と言って財布を取り出していたら店員さんに「これでよく分かりましたね!」と驚かれた。写真撮ってもいいですか?と訊いたら爆笑して快諾してくれて、写真がきっかけで1ラリーでも会話が増えるのはすてきなことだと思った。
退勤後に書店イベントへ。タイムカードを押したあとも半分は仕事で、半分は趣味。
整列した空き瓶たち、バス待ちの列みたいでかわいかった。ラベルの向きがバラバラだから、ぼーっと佇んだり、ひそひそおしゃべりしているみたいに見える。

引き続きよろしくお願いいたします。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集