介護はチームでするモノです
私、40代独身。自宅から実家に通いながら、両親の介護をしています。
今でも、都内にいたいのか、実家に帰った方が良いのか悩む時がありますが、とりあえず「私は私の人生を歩もう。実家には帰らない」決断をしました。
自宅⇄実家⇄会社の生活になって、会社の先輩や一部の大人たちからは、「当然実家に帰るんでしょ?」と当たり前のように言ってきました。
実家と会社が近いのもあってそう思われたのかもしれません。ただ正直「は?」ってwそれってどうなのかと思います。
そして介護は女がするモノ論もいまだにあります。女性の方が気が利く、男性は気が利かないモノだ論。子育てと一緒かな。
おかしくないですか?一流のホテルマンや秘書と呼ばれる方に男性も多くいますが、彼らの気の利き方は特殊体質?突然変異?亜種なのって?違うよね。
本題に戻ります。
実家に帰らない理由は3つ
①お互い優しく接することができる
②親が出来る機会を奪いたくない
③介護する側が癒やされる場所が必要
特に③が重要でした。離れた実家で在宅介護をされている、ご近所のお姉さまからこんなことを教えていただきました。
「介護はチームでするもの」
そう、チーム。介護のキーパーソンはチームの監督です。チーム編成、チーム状況の把握は必要だけれど、チームができたら信頼して任せることも必要です。
だから今、実家に帰るべきかを悩んでいる人がいるならば、悩むには理由があることをまず考えてみて頂きたいです。
自宅に帰らずとも介護できる制度はありますし、自宅に帰らない方が制度を使える可能性もあります。また、考えた末に実家に帰ると決断するのも、素敵なことだと思います。
そして自分がどうしたいのか、それを考える方が先で。考える時間を生み出すために制度を使うと言うこともできるんです。
40代になったらみんな介護保険のための税金を納めています。活用しないのはもったいない。チーム編成が整いさえすれば、リモートでお願いすることだって可能な時代です。
ただプロ野球やプロサッカーチームが、全部良い状態でないように、この介護のチーム編成も一筋縄では行かないのです。怒涛のチーム内紛争が勃発するのですが、このお話は、また改めて。