介護をきっかけに「お金」と向き合う
先日見つけた記事。
わかりみ深すぎてブンブンと頷きましたが、と同時に「虚しさ」「やるせなさ」のようなものも感じました。
ウチは両親の蓄えがきちんとあり、また私も大企業に勤めいますが休職中。その補償とある程度の蓄えがありました。
だから1年以上休職しているのに、自宅に戻る事なく、都内で一人暮らしができています。ありがた過ぎる環境です。
話は変わり、私の親戚の話ですが、デイケアと同居を使い分けながら、介護生活を10年近く続けていました。彼女は仕事もバリバリこなし、会社表彰もされ、海外にある本社へご褒美旅行にも行っています。
介護の支払いは、彼女のお給料の中でやりくりしてました。
他に兄弟はいましたが、物理的な援助はほぼなく、殆どその子がやっていて、本当に頭が下がる思いです。
親の介護は親のお金でと言いますが、親戚の状態を知ってますから本当にそう言い切れるか、私には自信がありません。
育ててもらった恩と想い
とは言え
先立つものがあるか。
その二つの中で揺れ動くのは明らかで、どっちを取っても正解でしょうし、心残りもあるのだと想います。
また、そういった大変な経済状況の中で介護は、行政の手厚いフォローがあって、だから両立できたことも知っています。
子供には子供の人生と生活がある
そこに親の世話が入るのか否か。
答えは出ませんが、感情も情も伴うので、簡単に割り切るには難しい問題だなと、個人的には思いました。
自分自身のことで言えば、自分は今1人です。今の法律では、今後何かあったときは自力で頑張るしかありません。
その事も考え、FPと相談して三大疾病で介護が必要になりそうだった時に有効な保険に入りました。
両親の介護をきっかけに、人生にかける「お金」と向き合うことになりました。
すごい教育ですね。もっと早くにやっときゃよかったです。