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映画録vol.9 「ラストマイル」



こんばんは!
今月の映画にはこちらを選んできました。

ででん!

ずばり『ラストマイル』!!!!


アンナチュラルとMIU404、野木さんがメッセージ性がいつも胸にきて、今回の映画で野木さんの伝えるメッセージ性とは何なんだろうと楽しみにしていた。



見る前の前情報として、『シェアード・ユニバース・ムービー』とのことで、この映画の中で、アンナチュラルやMIU404の世界線が交錯する、そんな観点からもこの作品が楽しみになる要素がつづく。


ってなわけで、こっからはネタバレ含むなので、まだみてないよ、結末知りたくないよーって方は、自己責任で読んでくださいませ。笑



では、ゆるりとはじめます!!!



あらすじ・ストーリー

物流業界最大イベント、ブラックフライデーの前夜、大手ショッピングサイトの配送段ボールが爆発する。日本を震撼させる連続爆破事件に発展する中、巨大物流倉庫のセンター長に就いた舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔と事態を収束させようと試みる。

ナタリーより引用


引用したあらすじ、今までの私の映画録ではなかったくらい、すっごい簡潔にまとめられていて笑った。笑笑


改めて自分なりにざっくりまとめますと、物流センターを取り巻くお話なんですけども、物流の便利さの一方で、物流の労働環境とか、運搬側の立場とか、挙げたらキリが無く出てくる問題…。


これら現代社会が直面している問題を、しっかり映し出している、向き合わなければいけない現実があるということの問題提起を、ひしひしと痛感した。


この映画を見終えて数日経つけども、「あ、ワタシ、すごい作品に出会えた!!」っていう高揚感と使命感がまだ続くし、きっと見る人の立場によっていろんな捉え方が出来るんだろうなと思う作品でした。




ちょっと話は脱線するけれど、自分の経験と映画を結びつけた時に、私はいまのお仕事をする本格的にする前(ちょうど1年くらい前になりますでしょうか)、実は派遣で某通販メーカーの物流倉庫でピッキングの仕事を数ヶ月だけしていました。


これまでの経験とかキャリアとか全部を捨てて笑、一番下の立場にいたからこそ、あの時の環境を思うと色々痛切に感じることもあって、「働くとはなんなのか、やりがいってなんなのか」というのを考えさせられた期間だったように思う。


当時、私の働いていた環境は、他の物流倉庫に比べたら、まだましとは思うけど、それでも決して気持ちの良い環境とは言えなかった。


物流倉庫の社員の人は、派遣やらアルバイトの人を、指示通りに動くロボットくらいしか思ってないんだろうなと、結局は数字(成果)で評価されてしまうことを、私は悲しく思っていた。



まぁ今だから言える話なんだけど笑、でもその物流倉庫での働きの経験があって、今の私がいるって思うと、必要な経験だったように思う。


いまの仕事にもちゃんと生きているわけで。



そんなこんなで、話を戻し笑、『ブラックフライデーが怖い』ってセリフが映画中に出てくるんですけど、これが私には震えるくらいめちゃくちゃわかる。←



一般的なブラックフライデーってきっと喜びとかそういうポジティブなイメージだと思うんだけどね、私の場合はネガティブになる。笑


あの悍ましいピッキング量の要求と、物流本社?からの圧、そして現場では社員同士がピリつきやら、今考えても恐ろしいというか悪夢である。



だから、一つの荷物が届くまでに、どれだけの人が関わって、どれだけの手間が掛かっているのかを考えると、モノの見方は自ずと変わってくるはずだし、私は本当に物流を支えてくださってるすべての人に感謝を伝えなきゃというのを痛切に感じた。



そして、野木さんが一番伝えたいことは、エンドロールの最後のメッセージだったんだろうなと思う。

この映画を見終えて、余白みたいな絶妙なスペースがあるからこそ、いろんな捉え方ができる気がして、一人ひとりが感じ取ったことを受けて、どう行動を変えてくかを大切にしなきゃだなと思いました。


多くの人に見ていただきたい作品だなと思えたので、今回も素敵な作品に出会えて感謝申し上げたい。


あと、全然話はそれるけども、たこやき爆弾未遂事件があって、岡田将生のコーヒー飲むシーン?は、朝ドラとはことなる可愛さがあって?、あざとかわいいっとなるので、これは目に焼き付けてほしい。笑



ということで、今回の映画録はこの辺りにする。
年内あと3〜4本くらい映画館で観れたらよいなと思う。


またすてきな映画をみたら書き綴ろうと思いますので、その時はお付き合いくださいませ!笑


本日もお付き合いいただき、ありがとうございました、ではまた〜^^


chica

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