「楽しい」は「苦しい」を乗り越えられたとき生まれる
今週ももう金曜日。
お仕事されている方、今週もお疲れさまでした。
昨日は何もせずお休みしたので、今日は写真を撮りに一日外出していました。朝の10時頃から外出するなんて何ヶ月ぶりでしょうか…朝はしっかり寝坊しました。
私が最近練習しているのは専ら、人を撮ること。
今まで風景写真ばかり撮ってきたのですが、人との繋がりが増えたことによって、その大切な繋がりも残しておきたい気持ちから人も上手に撮れるようになりたいと思い練習を始めました。
しかし、上達しているかどうかすら分からない。
もちろん練習し始めたばかりでまだ現像すらしていないので、分からないのは当然なのですが、いまいち私の中でしっくりこないのです。
今日はそんなもやもやした自分の気持ちの整理と、自分を理解するという意味で、これを書いています。
楽しかっただけになってしまった日
今日は弟と弟の友達に協力してもらい、二人が遊んでいる様子をフィルムに収めるという計画のもと、朝から行動を開始しました。
お昼ごはんを食べて、3人とも共通して古着が好きだったこともあり古着屋巡りをすることになり、いざ古着屋さんへ。
途中で休憩も挟みつつカメラを常に持ち歩き、36枚撮りフィルムを2つ分使いきりました。(一部装填に失敗して何枚か無駄にしてしまったのが痛かったです…)
良い古着にも出会えて、アンティークショップで沢山のワクワクを吸収して帰宅。「ああ楽しかった」と思ったのと同時に何か違和感。
楽しかっただけになってないか?
楽しかったのはいいことでしたが、今日の私の目的は「人を撮る練習をすること」だったはず。
この間紹介させて頂いた写真家の藤澤一さんの考え方から学んだとおり、守破離の「守」を徹底しようと、私なりに構図や光の加減について研究していたつもりでした。
「守破離」についての藤澤一さんの記事はこちら。
しかしいざ挑んでみると、その場の楽しい空気に飲まれてしまって私が撮りたかったはずの写真が撮れていなかったことに、今更気が付きました。
本当はこんな構図で撮ってみたかったのに…などという気持ちが掠めてしまって今とても落ち込んでいます。
友達と遊べて楽しかった気持ちになれたのはとても嬉しいし、元気を貰えたのですが「練習」という側面においては今日は赤点でした。
そう思うと、撮った写真がすべて無駄になってしまっているような気がしてちょっとどんより気味です。
「楽しい」の前に必ずやってくる「苦しい」時間
私は今までの経験上、「楽しい」と感じられるようになるまでには、ある程度の能力が必要になってくると思っています。そしてこれは、何事にも共通することだも。
今はそのある程度の力をつけるための時間。しかしこれが苦しいんですよね。
飽き性な私の性格上、やりたい!と思って始めたことの半分以上がここで挫折、頓挫します。
しかしどうしても諦めたくないという気持ちが勝っているということを自覚した今、それだけ私は写真が好きなんだなと再認識出来るきっかけにもなりました。
続けていくために必要なもの
今日を一日振り返って、まだまだ苦しい期間の中にいることを知らされた日でしたが、同時に挑戦し続けていくために必要なものについても気付かされる日となりました。
その1:研究していたつもりになっていたものをもっと具体化すること
ロールモデルとなる写真をピックアップして、とりあえず全部真似してみる。これは今の私に一番必要なものではないかなと感じました。
紙に書き出す、スマホにメモする、なんでもいいからとりあえず残す。その方法の一部として、今私はこのnoteにメモしています。
とりあえず、ロールモデルになりそうな写真をピックアップするところから始めようと思います。
その2:情報収集をする
正直なところ、「撮りに行けばなんとかなるだろう」と思っていた部分が大きかったのが今回一番後悔していることです。
露出計をどう使っていくか。
思い通りの写真を撮るために何を知る必要があるのか。
被写体にどういう風に声を掛ければ自然な写真が撮れるようになるのか。
知らないことだらけのままただシャッターを切っていても、きっとこの先上達することはないだろうと思います。なので必要なのは、必要な情報をたくさん吸収していくこと。
これも今後の課題です。(写真を得意としている方からのアドバイス、少しだけ期待しています😢)
「楽しい」領域に少しでも近づけることを目指して
少し暗い気持ちになってはしまいましたが、まだまだ練習は始まったばかり。
まだ現像もしていないのに落ち込んでいたって仕方ない。
ここは冷静に、現像してみた写真を元にまた研究を重ね、勉強していくしかないと思うことにします。
写真が今までより楽しいと思えるようになることを目指して、今後も勉強を続けようと思います。
最後に、私が今日食べたハンバーガーの写真。お腹空いてきたあ…
現像が終わる頃、またこの時の結果を記録するのが待ち遠しいです。