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不安症とうつ病


不安症になったのは17歳の夏。

ある日過呼吸になったり、泣いたと思ったら笑ったり、

情緒がおかしくなり、精神科に受診。

学校がつらかった。色んなことが今思えば重なっていた。

うつ病になったのは、19歳の夏。

朝から晩まで働き詰めの毎日。この道を、働く事を決めたのは自分だ。と

奮い立たせ、頑張っていたけど、気が付いたら発作で部屋はグチャグチャ。

その頃の記憶はほとんどなくて、ぽっかり穴だけが記憶の中に空いている。


無理をしたらいけないというけれど、

無理をしないといけない現実があるのも事実で。

何もかも投げ捨てて、どこか遠い所へ行きたかった。

ただ、美味しいものを食べて、何気ない日常をゆっくりと眺めて、

お気に入りの本を読んで、近所のおばあ様たちとお話をして、

あったかいお茶を飲んで、暖かい日差しを浴びながらお昼寝をして、、、、

理想を考えれば考えるほど、現実を見たときの違いにしんどくなった。


だけど、なんだかんだ生きてる。

なんだかんだいろんな人に助けられて、支えてもらって、

もうこんな人生こりごりだ。と何度も思ったけど、

なんだかんだ、私はとても恵まれている。今は、そう思える。


明日も 少し肩の力を抜いて、日常の何気ない音に耳を傾けて、

生きてみる。






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