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【大阪・住吉大社】気になる見どころ

住吉大社はお正月は200万人の初詣の人で賑わう、大阪では1番人気の一之宮です。

大阪生まれ大阪育ちだけど、今までゆっくり参拝したことがありませんでした。
でも神社めぐりをするようになって古代史を知ると、やはり素通りすることはできない場所のよう。

昨年に一度参拝したのですが重要な場所に行きそびれてしまい、保留にしていました。
境内が広いし見どころが多いので、初めての人にはまわり方が難しいのかも・・。

2025年になりお正月ムードが残る住吉大社に、再び行ってみました。

個人的に感じた見どころは、巨大な燈籠とうろうと、ここが都会ということを忘れさせるたくさんのクスノキ(樹齢800~1000年)。

古代から信仰され、大切にされてきたことを感じる神社でした。

北側鳥居横の巨大な燈籠
外も圧巻!
遣唐使!


有名なそりばし(太鼓橋)

太鼓橋を渡り境内に入ると、最初に現れるのは第三本殿第四本殿

住吉造(すみよしづくり)」とよばれる4つの本殿は、国宝でした。

でも一番重要な第一本殿はさらに奥なので、参拝するのを忘れそう。
(前回忘れたかも・・)

今回は小学校からの友人を案内したのですが、おみくじをひいてみると言っていて・・
会社の人がおみくじをひいて、『大凶』がでたと聞いたばかり。(をひいたことはあるけど、大凶があるとは!)


あまり神社には来ないと言っていた友人なので、ちょっと不安に思いながら後ろで見守っていました。

結果はなんと大吉
すごすぎる!(心底、ほっとする。)


摂社や末社が多すぎてまとめきれないので、それは公式ページにお任せして・・
個人的なお気に入りの場所だけ、ピックアップしておきます。


◆大海(だいかい)神社

昨年行き忘れた重要な神社は、こちらでした。

重要文化財の門

境内からは駐車場を横切らないといけないので、少しわかりにくい。
案内係の方に道を聞いて、たどり着けました。
(本当の入り口は、住吉大社から一度外に出た阪堺線側でした。)

本殿も重要文化財

にぎやかな境内から少し離れるからか、全く違う雰囲気。
落ち着いた厳かな場所です。

摂社になっているけど住吉大社創建よりも古い時代から、ここにあった神社なのかもしれません。

もともとは船乗りが崇拝する、海の神さまを祀っていたようです。
昔はここからすぐ、海だったそう。



◆楠碧社(なんくんしゃ)

何本ものクスノキのご神木に囲まれたこの場所は、『初辰はったつさん』と呼ばれ、たくさんの人で賑わっています。

樹齢800年の夫婦クスノキ


さらに拝殿裏にある楠木が、樹齢千年のご神木。

ご神木に囲まれた場所は、大阪市内とは思えないほど空気が澄んでいました。

楠高(くすたか)社

こちらも樹齢千年を超えるクスノキらしく、白蛇さんが住んでいるとか。



そのほかにも境内には数えきれないほどのお社があるのですが、目立たない場所にある「海龍社」が気になりました。

海龍社

後ろに木々と池があるためか、とても落ち着く場所でした。



南海本線「住吉大社駅」周辺はかなりおしゃれに進化していて、ランチには困りません。(住吉公園にできたばかりの『汐かけ横丁』でおでんを食べました。)


東側の鳥居を出ると、旧熊野街道住吉街道が交差する角に、風情のあるお味噌屋さんがありました。

熊野詣をする人は住吉大社の横を通り、和歌山を目指して南へ南へ、歩いたんですね。

住吉大社周辺でも、古くからの歴史を感じることができました。




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