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『グレイテスト・ショーマン』~究極のエンターテイメント~

2018年に公開していた『グレイテスト・ショーマン』が、音響の良い設備でリバイバル上映されていたので、映画館で見てきた。
評判は聞いていたけれど、見逃していた。
結果、今更かもしれないけれど自分の中の名作を抑え、あっさりナンバーワンミュージカル映画となってしまった。

セリフで説明せず、場面で次々と見せていくので、ストーリー展開がまるでアトラクションのような勢い!
100分という上映時間はあまりにも短くて、終わってすぐにもう一度見たいと思った映画は、初めてだった。

音楽+ダンス+アクションを詰め込んだ、アメリカらしいエンターテイメントの結集。今までのミュージカル映画とは何かが違う。
筋肉アクションからミュージカルまで、なんでもこなせてしまうヒュー・ジャックマンと監督が、7年をかけて優秀なスタッフを揃え、最高の作品を目指して作り上げた結果なのかもしれない。

今までのミュージカル映画では、名場面の見どころが2、3か所くらいあって、そのシーンを待ちわびながら、ゆったりと見ている感じ。
『グレイテスト・ショーマン』は、セリフは最低限、ほとんどが歌で構成され、すべてが名曲。つまり見どころばかり・・。
瞬きもせずしっかり見ていないと、振り落とされそうだった。

一番びっくりしたのは、曲芸をしながらラブシーンを演じるという前代未聞のこちらの場面(でも最後までキスもなし)。
ありえない危険なアクションも入れて、さすがハリウッド!という感じ。
そして、ザック・エフロンゼンデイヤが美しすぎる・・。(ともにDisney Channel 出身。)

そしてゴールデン・グローブ賞受賞曲「This is Me」!
言葉ではなく音楽で、それぞれに必要なメッセージを伝えている。

次々と、名曲のオンパレード♬

他にもいい曲はたくさんあるけれど、とりあえずエンディング

隣に座っていた女性は『やばい、やばい』とつぶやいていて、満席に近いお客さんも、すぐに立ち上がれない様子だった。

上映時間を短くしないといけない理由でもあったのだろうか?
もっとゆっくり、堪能したかったと思うくらいの100分間。
これは制作過程まで見なければ!と思い、特典映像付きのBlu-rayを購入しようと検索してみると、1,100円という安さでびっくり・・。

Blu-rayには、『ラ・ラ・ランド』も手がけた作曲者コンビの名曲誕生秘話や、出演者や監督の解説なども含まれていて、満足感いっぱいの内容。
選ばれたスタッフ達自身がワクワクしながら、質の高いエンターテイメントを追求し、制作していたことがわかる内容だった。

作曲者:ジャスティン・ポール&ベンジ・パセックインタビュー映像

でも機会があればぜひ一度、劇場で観るのがおすすめです!


【番外編】
もうひとりの主人公、ザック・エフロンが予想外にとてもよかった。
2006年制作のDisney『ハイスクール・ミュージカル』主役で、いつもTVで見ていたのに、最初は思い出せなかった。
この頃はとって可愛いかったけど、青い目とハスキーな歌声は今も変わらない。


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