旅とクリスマスの雑文
はっと気づいたら今日はもう12月20日なんですね。慌ててクリスマスカードを書いて、郵便に出してきました。
ことしのカードは、教会の売店で購入したものです。いつもはだいたいポストカード大のものを選ぶようにしているんだけど、絵柄がよく、種類が豊富で、さらに安価だったという理由で、小さなカードをたくさん買いました。年賀状を出さない代わりに、主に仕事で知り合った信徒の方むけのカードなので、ふざけてない正統なクリスマスカードが好ましいから。
郵便局の窓口のひとには、「天候の影響で遅れるかもしれません」と言われました。
そういえば今朝、こちらの都合で急遽打合せの日時を変更してもらった取引先の方も、私が予定変更を申し出たのを、天候不安のためかと思っていた様子でした。
週末は出かける予定にしてあるから、どうか交通の影響がでませんように、とつよくつよく願っているところです。
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横浜の元町に「喜久家洋菓子舗」という菓子屋があります。そこの商品で、ラムボールというのがあるんですね。私はこのお菓子がすきです。
と、言っても、これまでに一度しか食べたことがないのですが。
常温で1週間もつので、お土産にもできるところがとてもいいですね。
ずっしりと重くて、ケーキひとつと張り合うボリューム(これのひとつぶはゴルフボールくらいの大きさ)。濃いコーヒーといっしょにちびちび食べます。
これほんとにスポンジ生地? とおもうほどに滑らかな生地からは、ラム酒の香りがぷんぷんします。しっとりとしていて、コーティングのチョコレートと生地、それから練りこまれたレーズンやナッツのすべてが調和していてたいへんおいしい。
通年商品というのもいいですね。
上島珈琲店には「ジャマイカンラムボール」という商品があるそうだけど、わが町に上島珈琲店の店舗がないのでどんなものかまだ、知りません。
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横浜と食べ物のことでもうひとつ。
クリスマスカードの大きさ比較のために並べた馬車道十番館のビスカウト。これはレギュラーのサイズです。
ちょっと前に、ミニサイズのことを記事にしています。
横浜へ行く直前、缶の絵柄を眺めていて、絵の中に創建時の横浜天主堂が描かれているのに気がつきました。
横浜天主堂(聖心聖堂)は、1862年の創建後、1870年ごろの火災で建物のほとんどを失いました。
創建時の横浜天主堂の資料は、1864年創建の大浦天主堂(二十六聖殉教者教会)のものよりも少なく、ちょっと前にあれこれ探していたときには、お菓子のパッケージデザインに描かれてあるとは考えもしませんでした。
ちなみに、山下町から山手町に移転後に再建された双塔の聖堂は、1932年の関東大震災で壊滅してしまっています。
今回、横浜市中区にある馬車道十番館の店舗には行かなかった。どこかの駅の土産物店でビスカウト(9枚入り)を買いました。包み紙をきれいにはぎ取ってみたのですが、ちょうど横浜天主堂の絵柄部分は切れ端にあたっていて得られなかった。缶の絵より大きな絵が取れると期待したのです。
ちゃんと包み紙の絵の位置まで見て買うんでしたね。
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これは先日お茶しに行った平井さんとこのクリスマス飾り。ちゃらちゃらしたツリーやぴかぴかの電飾で飾るのでなく、このさりげなさがいいですよね。
日本は12月26日になったとたん町じゅうがお正月モードになるけれど、教会では1月6日の公現祭あたりまでクリスマスの飾りが見られ、この季節を味わいつくせるのがうれしいです。
クリスマスカード、遅れずに届くといいな。
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今日の「寒風」:外を歩くときにとても久しぶりにマスクを着けてみたら、顔に乾いた冷たい風があたらずあったかいことに気がつきました。でもやっぱり息がくるしいね。
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