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きょうだい児の複雑な気持ち。
こんにちは、空想と秩序。です。
早速ですが、私はきょうだい児でもあります。兄弟が中度知的障害の自閉症。いわゆる「きょうだい児」として育ちました。それでも私は幸福な方だったのだと思います。兄弟を嫌に思ったことは一度もありませんでした。
代わりに、親に対しての感情がとても複雑です。きょうだい児の方は共感していただけるのではないでしょうか。兄弟に対する感情は十人十色です。助けてあげたいと思う方もいれば、関わりたくないと思う方もいる。
でも親に対しては十中八九、マイナスな感情が多くなるのではないでしょうか。(そうでもないでしょうか、ちょっと自信ないです)
上の兄弟であれば、なぜ自分を産んだのか。下の兄弟であれば、「姉だから、兄だから」を押しつけられる。きょうだい児の大きな負の感情の原因って、結局親絡みなのでは?と思います。
個人的に、兄弟自身に罪はないと思うのです。兄弟だって産み落とされた側だから。ある意味自分と同じ境遇。でも親は、産み落とした側です。
すみません、今回はきょうだい児目線に立って執筆しているので、親目線の方々には辛い記事かもしれません。でも、親御さん方にもどうぢようもない感情があるのも理解出来ます。どうか悪く思わないでね。
きょうだい児と機能不全家庭は切っても切れないものと考えています。親はどうしても障害児の対応で余裕がなくなる瞬間が必ず来ます。その時親が何も言わず態度に出さなくても、きょうだい児は察してしまうもの。圧をかけられてもかけられなくても、伸び伸びと育つのは難しくなってしまいがちなのです。
ただ一つ言えることは、あなたは悪くないということ。親になんと言われようと兄弟に何をされようと、あなたは悪くない。あなたはあなたの人生を生きる権利がある。今回の記事はまとまりがないですが、これだけは覚えていてほしいのです。
もし誰も味方がいないような気持ちになったら、この記事と私のことを思い出してください。この世界は孤独ではありませんからね。