noteを始めるにあたり。

noteという新しいアウトプットに手を出してみることにしました。
”クリエイター向けの”という枕詞に対して、改めて自分自身について考えてみたところ、そもそも明確に”クリエイター”という職業ではないという点に端を発し、さらに、いかに自分で作り上げるという作業をここしばらくしていないということに気づいてしまいました。

というわけで、出だしとして何か創作を始めるリハビリという意味合いも兼ねて、noteに書き殴ってみたいと思います。
昨今の社会的状況もあり、自宅で何かを表現するという環境であったり、設備であったりのインフラが数年前と比較しても圧倒的に便利になっているということもありますし。

じゃあ、ブログとは何が違うのか?tumblrでも良いのでは?とか今まで種種のアウトプットソースでも良いじゃないかとも思ったのですが、その辺は目をつぶっていきたいと思います。
とにかく140文字という象徴的なメインソースとなった文字数を超えて書く訓練を!

クリエイターとは?

さて、それではクリエイターとは何なのだろうか?クリエイト=創造と直訳するわけですが、果たして創造とは?
冒頭にも書いた通り、僕はクリエイターという職業に就いているわけではありません。そしてクリエイターという職種の不明瞭さにも改めて考えさせられています。(深く考える必要もない立場なのですが)
というわけで、今回は初稿ということもあり、自分の人生で最初に覚えた感覚について記しておきます。

写真。

下の写真をご覧ください。
00年代少し前に、東京ディズニーランドで撮影した写真です。

画像1

ディズニーランド内のトゥモローランドという近未来(当時からしたらちょうど今頃)がテーマとなっているエリアに立っていたサインポスト(道標)です。
確か閉園時間が近づいている中、何でかこのライトアップされた道標の写真を撮りたくて、慌ててシャッターを切った記憶があります。
今現在では、このサインは悲しいかな撤去されているようですが、まだディズニーシーが出来ているか否かという時代にはこのサインが園内の各所で、ディズニーランドを訪れたお客さんを迎えていました。
当時、フィルムカメラで撮影していた為、というかスマートフォンなどは無かったから、その場でプレビューすることなど到底出来ません。ディズニーランドを後にして何日か経った頃、現像されたものをみるというのが当然の時代です。

インスタントカメラではないものの、なんてことはないカメラで撮った、なんてことない写真なのですが、僕はこの写真がいたく気に入っていました。
闇とオレンジ色の光のコントラスト、そしてディズニーランドの思い出が入り混じった果ての気に入りだったのかもしれません。
ただ僕にとってはこの写真が、「写真」と「アート」との関係性、そして時間を切り離すという行為を実感できた分岐点であったことは間違いありません。

クリエイトとは、クリエイターとは。

これ以来、色々な場面で写真を撮ることが好きになりました。構図に拘ってみたり、今見返してみても訳の分からないものを接写してみたり。
フォトグラファーになりたいと思ったことはないのですが、とにかく自分が感動する写真を撮りたいという気持ちと、思い出として忘れないようにという備忘録を兼ねて。
クリエイトすることと、クリエイターとして表現するということの差異はそこにあるのかもしれません。

クリエイター然として、エッセイのつもりで自分が満足できるものについて書き記したり、遺していきたいと思いつつ、序を締め括ります。


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