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九葉
2020年5月13日 10:55
黒黒と窓枠の翳沈みをり耿耿と照る黄葉をきき 九葉12/2.2019部屋に戻ったら、部屋が黄葉していた。北側の山。山椒、犬枇杷、流れる様な線の名も知らぬ灌木。犬枇杷(イヌビワ)は盆栽などに仕立てられる事もあるというが、樹形は乱れてけして美しくはない。黒い果実は小さな無花果の様な味がして鳥もよく食べに来る。(イチジク属)そしてその種子の発芽率と活着率は高いようで、そこら中がこの植物で満ちて
2020年5月13日 10:52
11/27.2019 この辺りの山に咲く花で一番好きなのが独活かもしれない。毎年同じ仄暗い場所にしめやかな葉を広げ愛らしいつぶつぶの花をつける。これは近くの谷のなだらかな山の裾野を流れる清水の崖に毎年咲く。家の庭にも植えているけれど、こんなに繊細な枝振りにはならない。きっと痩せ地。岩の隙間に根を張り体を支えているのだろうと思う。そして太陽に手を伸ばすために空中に張り出す。しばらく見に行って
2020年5月13日 11:00
12/25.2019 毎日幾度となく通るような近所をさんぽに歩くわけだけど。ここにこんなに大きな紅葉の木があったなんて。いままで気づかなかった。地盤が硬いが水はあるのか日陰だからか。線の細い木。枝よりも葉の方に重さがあるようで枝垂れている。本来、もみぢ、とはこういう木なのだろう。剪定はなくても誰よりもそれらしい枝ぶり。昨日みたらもうすっかり散っていた。いまはもう見えないけど確かにあったもの