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休職日記 #7:REBIRTH

FF7リバースをトンベリが歩く速さくらいで進めている。
現在、ようやくチャプター12に入ったくらい。

オリジナル版をリアルタイムで経験して、それこそ何周もプレイしたり、チョコボの不思議なダンジョンのボーナスディスクを使って観覧車イベントをコンプしてみたり、辞書みたいな分厚さの攻略本であった解体新書を擦り切れるくらい読んだり、ACを映画館まで見に行ったり……とまぁ、FF7に対するエピソードは枚挙にいとまがない。

さて、チャプター12まで進めたということで、クラウドとティファの故郷であるニブルヘイムのストーリーをクリアした。
FF7リバースでは、チャプター1でも過去の回想としてニブルヘイムが出てきていて最終的に町ごと焼き払われることになるのだが、チャプター11では焼き払われた町が全て何事もなかったかのように復元されている、というストーリーになっている。
オリジナル版だと初代プレステのグラフィックなので、そこまで感じなかった(年齢的にも中学生そこらの感性では理解できていなかったのもある)が、今のプレステ5のスペックでリメイクされたグラフィックになると、そのグロテスクさが際立っていて、何とも言えない感情になった。
というか「これ、クラウドとティファのメンタルは大丈夫か?」と心配になった。
まぁ、過去にニブルヘイムで町が焼き払われてしまうというとんでもないことに巻き込まれた上に、その後にミッドガルでめちゃくちゃドンパチやりまくってるから、頭のネジが1本や2本吹っ飛んでいるのは間違いないので、私の心配には及ばないのかもしれないが。

何となく、このニブルヘイムについては、オリジナル版をプレイしている人たちにも通ずるところがあると思っていて、思い出の中にある初代プレステ版FF7が、プレステ5でのリメイクでめちゃくちゃ精細に描かれているという部分でリンクするように作られている、とも感じる。
それはさも「私は思い出にはならないさ」とでも言うかのように。
あえて、FF7リバースの体験版として、チャプター1をプレイできたのも、そういうことだと感じた。

もうFF7リバースとしてはストーリー終盤に入っていて、今後のストーリーがオリジナル版と同じなのか異なるのかわからないが、いずれにしても現時点の自分自身のメンタル事情で無事に終えられるのか?という心配もあったりする。
ティファ派(外から見る分には、重いのもいいよね)なので、エアリスがどっちに転んでも大丈夫と言えば大丈夫だとは思うけれど、リメイク版では既にティファが魔晄中毒になっていても仕方ない状況なので、そちらも気になるところ。
FF7としては、思い出の中でじっとしているわけがなく(すでにもういろいろ異なってきているし)、長年の時を経て生み出されたモノの結末をじっくりと味わいたいと思う。

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