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目標を立てるのは楽しいけれど、進むのは苦しい人へ

今日は、『目標設定のコツ』をお伝えして参ります。

自分の『無意識』にお願いする書き方

僕としては無意識のなかに自分の目標設定を入れこんで、どの道を進むことが自分にとって1番いいのかを教えてくれるのを待つスタンスです。前の年にテーマを決めて、モレスキンの手帳を使っていますが、手帳の後ろの方に2022年のテーマ、達成する目標を書いています。このときのコツですね。目標を書くときのコツは、誰かに指示を与えるように書くというのがコツです。

この目標を書くということ、自分で「これを目標達成するぞ」というよりも、自分の無意識に「こういうことを達成して。そのためにいいアイディア教えてね」という指示、命令なんですね。無意識がそれを受けとって、どうしたらそれが達成できるかを計算しやすく、道筋を立てやすいように書いています。

たとえば、「痩せます」という目標。これだけだと無意識が検索できない。痩せるというのは一体何キロですか?いつまでに?どうやって?ということがわからない。「この道がいいですよ」というアドバイスのしようがないわけですよ。

ですから、夏までに何キロ。好きなものを食べながら、痩せるとか。こと細かく書いた方がいいわけですよ。そうすると、その目標というものを無意識がうけて「だったら、これがいいんじゃないの?」と提案をしてくれる。その提案の仕方というのが、フッと思いつくみたいなことなんですよ。

「あそこにいいダイエットの方法書いてあったから、ちょっとそれ読んでやってみるかな」とか、「うーん、そっか。じゃあ寝る前に腹筋100回やろう!」とか。フッと思いつきます。それによって目標が達成されていくことを、僕は何度も何度も経験をしています。僕の目標達成のコツといえば、無意識を信じて、その無意識がアドバイスをおくれる形で目標を書くということをやっています。これによって僕は多くの目標を叶えることができました。

目標をつくるまでは楽しいです。だってワクワクするじゃないですか。「これが手に入る」とか「こういう自分になれる」とか「この目標が達成されたあかつきには、こんな生活が待っている」みたいなことをイメージするわけですから。イメージしながら書くので、当然楽しいですよね。けれど、その目標に今度向かっていくとなると、これがつらい。なぜつらいかというと、できない自分に直面しなきゃいけないわけだからですよ。

わかりやすい事例として、たとえば語学としましょうか。「2022年12月のトイフル、あるいはTOEICで何点とる」もしくは「ビジネスで通じるぐらい英語を話せるようにする」と目標を立てたとしましょう。けれど、僕はまったく英語が得意ではない、と。中学校3年生レベルぐらいまでの英語の実力がないとすると、目標を立てているときはウキウキしますよ。頭のなかではビジネスでもバンバン英語使えていますし、ひょっとしたら「これだけしゃべれるなら、アメリカ人のガールフレンドができるかもしれない」みたいなことで妄想がふくらんでいって、「これは楽しいぞ」と思えるわけですよね。

ところが、「さあ勉強するぞ!」と思った瞬間、できない自分に直面するわけです。これがつらいですよね。ギャップが激しすぎますからね。やることとしたら、「英語単語を覚えましょう」というところからスタートして、オンラインで現地の人たちとやり取りするなどでしょうか。夢に燃えてやり始めましたが、できないですわ。まあ、何言っているかわからない。英単語を覚えていく努力もつらい、みたいなことがやってきますよね。ここをどう乗り越えるのかということが、すごく大事になってくると僕は思うんですよ。

僕はどのようにしているかというと、もうスモールステップです。12月31日にペラペラしゃべれるようになるためには、「10月にはどうなっているんだ」、「8月にはどうなっているんだ」、「6月には」、「4月には」、「2月には」と、どんどんブレイクダウンをしていき、今月どこまでいくか?をしっかりと自分の中で持つことをしています。

果てしない目標は、本当果てしないので心折れるんですよ。本当に心折れます。けれど、頑張れば手に届く目標であればいける。その頑張れば手が届く目標を少しずつクリアしていけば、最後にはちゃんと大きな目標に手が届くので、まずはスモールステップにしています。

このサインを見逃さないで!

そしてここからが、もう1つ大事なことです。目標を計画してきて「1月にこの目標を叶えよう!」と思って、その目標が叶って次の月に向かうときに、大きな変化がくる可能性があります。変化っていうのは「このままじゃいけないな」とか「これやっていてもダメなんじゃない?」と、フッとひらめいちゃうときが必ずあるんですよ。それが無意識からの信号です。「今のままやっててもダメだよ」、「こっちの道の方がいいよ」と進めば進むほどわかってくるんですよ。そういうときに偶然ポンッとやってくるものがあるんですね。

その「こっちの方がいいな!」というひらめきは正しいことが多いです。そのために無意識にわかりやすいように、アドバイスしやすいように指示を入れる。これが続けるコツですね。

スモールステップを踏んでいき、ひらめいたら変更する。そしてまたスモールステップを続ける。ひらめいたら変更をする。これを続けていくと大きな目標が最終的に手に入ります。ぜひ、目標達成のコツとしてやってみてください。


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