10年越しですべての都道府県を旅した
とうとう、47都道府県すべてに足を踏み入れ、観光し、制覇しました。
ちなみに最初の都道府県はふるさと愛知県、最後の都道府県は佐賀県でした。
47都道府県制覇してやろうと思い立った大学生の春。
制覇の基準は各都道府県につき、1つ以上の町を観光すること。
新しい町を訪れるたびに、「まだ知らない日本の姿」がそこにはありました。
桜が咲き誇る古都や新緑生い茂る森、はたまた、入道雲が彩る夏空のひまわり畑に粉雪舞い散る雪原。
旅を共にしたカメラの中には、いろんな日本が残されています。
その表情は季節や場所によって千差万別です。
よく日本は狭いと言われがちですが、
「日本は思っていた以上に広い」
というのが正直な感想です。
北の果てから南の果てまで3,000km以上もあるわけですから、当然といえば当然なのですが、国外を旅行する人から見ると日本は小さく見えるというのが不思議です。
特に印象深いと思ったのは北海道でした。
まずはそのスケールの大きさ。複数の都道府県がくっついたと言っても過言ではありません。
そして気候条件の厳しさ。真冬の北海道は、まさに試される大地であることは言うまでもありません。
しかし、どんなに雪が吹き荒れ、まつ毛も凍るような寒さになっても、春には他の都道府県同様、桜が咲く風景を見るとやはりここは日本なんだなと思います。
都市間の移動や街のつくりなどを見ても、他の日本の地域にはない独特の感じがあります。日本だけど、ヨーロッパの寒い地域ような感覚でしょうか。
自分がまだ知らない日本を、探し求めたい。
旅するうちに、知らない日本の面白さに気付かされました。
私の週末トリップはこれからも続きます。