コーヒーフェス
3月24日に山口県下関市のショッピングモール・シーモール下関で開催されたイベント・コーヒーフェスinシーモール 〜コーヒーの香りと春分の空の下〜に行きました。
山口県内のコーヒー店10店舗以上がひとつの会場に集結。それに加えて焼き菓子やマグカップ、カレーなど、コーヒー以外の品物を提供するブースもあり、あちこち目移りしました。すべての店を実際に現地まで訪れるとなると、結構な距離になります。今回は、一度にサラッと見て回れる良い機会でしたね。
お得なドリップコーヒー飲み比べチケット(3枚綴り1000円)で、いろいろなコーヒーショップをハシゴできます。僕は自分で豆を挽くほど入れ込んではいませんし、蘊蓄を語れるほど詳しくもありませんが、コーヒーは好きです。チケットを買ってみました。
たくさんあるブースの中で、飲めるのは3店。たいして知識がないので、何を基準に選ぼうか迷いました。
ひと通り会場を周って遠巻きにブースを眺めつつ、店の紹介を一覧できる掲示も読んでみます。
最初に入ったのが長門市のSNOW DRIP COFFEE。説明書きの中に「金子みすゞ」の文字が見てとれました。こちらに絡めた商品も取り扱っているようです。なんだか珍しいですね。
飲み比べの商品は、あっさりめとコクの深いものと、2種類選べました。僕はあっさりめにしてみました。飲みやすい!
この日は雨がパラついていたのですが、スタッフの方が商品を提供するときに「お足元の悪い中、ありがとうございます」との一言があって、お心遣いが嬉しかったです。
次に入ったのが下関市の三瓶珈琲。こちらも2種類あるうちの好きな方を選ぶことができます。説明を聞いていて、ガスを注入してまろやかな味にしてあるというのに興味を惹かれたので、飲んでみました。かなりクリーミーな味で、スイーツ好きな女子にはピッタリそうな感じでした。コーヒーの苦味が受けつけないという方でも、これなら大丈夫でしょう。
この店が飲み比べで提供していたのはアイスコーヒーでしたが、直前のSNOW DRIP COFFEEがホットコーヒーだったので、図らずもホットとアイスの両方が飲めました。飲み比べを楽しむには、ちょうど良かったです。
残り1枚のチケットをどこに使うかは迷いました。ブース内で待つだけではなく、自らビラを配っている店があったり、レア感のある東ティモール産のコーヒーがあったり、つぎはぎデニムのカッコ良いテーブルクロスを敷いている店もあったりで、なかなか決められません。
最終的には山口市のSaï Coffee Roasteryに決めました。もしKDDI山口維新ホールに行くことがあれば、立ち寄る可能性もあるかなと思ったからです。こちらも2択でした。紅茶にハチミツを溶かしたような甘さが特徴という説明に「ほほう!」と、興味をそそられたので飲んでみました。
まず、コーヒーの香りがまったくしません。コーヒーなのにフルーツの香りがします。見た目はコーヒー、でもソフトドリンクのような甘味があります。これはかなりレア!珍しいものが好きな方にはオススメ。普段使いもいいですが、旅行で遠路はるばる訪れてこの商品だったら、得した気分になれそうです。
入る前は、どれがどうだか違いが分からないかも知れないとも思いましたが、3店ともまったく違うテイストで楽しめました。2種類選べるうちの両方を飲んで、1店舗でチケットを2枚使った方はいるのでしょうか。
会場のシーモール専門店街と下関大丸は往き来できるようになっていて、大丸の地下食品売場には、巌流焼という焼き菓子も売っています。こちらが、ある映画制作の現場でコーヒーに合うという話があがっていて、地元では有名な逸品。コーヒーを飲み比べた帰りに、買って帰った方もいるかも知れませんね。
チケットを使い切った後も、残った半券が別フロアの電器店での買い物で割引に使えました。これはありがたい!ヘッドホンとi phoneを繋ぐ接続部品が断線しかけて困っていたので、使わせていただきました。
この日のシーモールは同じフロアの別会場で、コメディアンのガンバレルーヤが出演する催事・「爆笑お笑いライブ&おすすめグルメ」も開催。こちらは500人を軽く超えるぐらいの観客が集まっていました。
今後もいろいろな催事を計画しているようで、いくつもの告知がされていました。
ショッピングモールも、単に買い物をする場所ではなく、ちょっとした非日常を楽しむ場所だと捉えてみてはいかがでしょうか。積極的に催事を展開している場所を見つけて、休日はストレス解消にお出かけしてみましょう。
参加店舗のひとつ・オレンジカフェ 展望喫茶 蘭
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