Q123.目の前の問題から一歩離れてみるには?
目の前を手のひらでふさいで、前が見えないようにしてみるの。
これが、問題の中にいる状態ね。
そして、
次に、目の前をふさいでいる手のひらを少し、遠ざけてみる。
そうすると、何が見えてくる?
手のしわ、
手の形、
その後ろにある背景、
腕全体・・・・・
実は、問題も
ほんの少し、一歩下がって見るだけで
別の見方や
違う捉え方が生まれるんだよね。
「もしこの問題の選択肢が今考えている他にもあるとしたら、どんなのがあるかな?」
「今、これすごい問題だと思っているけれど、それは本当かな?本当に本当かな?絶対に本当かな?」
「これ、自分の家族・上司・友人・同僚・先輩後輩・・・他の人が見ても、全員【問題だ!】って言うかな?」
「問題として見るから、問題に見える。じゃぁ「課題」として見たら、どんな「対策」があるかな?」
セミナーに参加した際、ある社長が話してた。
自分の社員対し、問題や悩みを持ってくるときには、
「問題、悩み」という言葉を「課題・仕事」に置き換えて話すように指導していと。
そうすると、社員が
社員「社長、実は問題、、、じゃなかった、課題がありまして、、。」
社長「ほうほう、どんな課題ですか?」
社員「お客様から○○の商品について、クレームという課題がありまして、、。」
社長「なるほど、ではその課題に対しては、どんな対策を考えたいと思っているんですか?」
社員「課題、、そうですね。うーん、クレームじゃなく、課題だとすると、、、そうですね、まずはチームで、このクレームの何が課題なのかを、再検討してみます。」
社長「わかりました。また進捗があれば、教えて下さい。」
社長いわく
「問題として考えるから進まなくなるなら、
別のものにして考えるといい。
そうすると、
違う視点や新たな解決が生まれるから面白い」と。
パラダイムシフトは難しくないよ。
まずは一歩下がってみよう。
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