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『圓朝花火』

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語りと津軽三味線で花火を打上げます!

【全編】旧安田楠雄邸庭園『圓朝花火』(正岡容 作)~音声配信~ 主催/公益財団法人日本ナショナルトラスト、たてもの応援団 協力/旧安田邸サポート倶楽部、Juhla Tokyo 出演/語りと和楽の芸人衆〈かたりと〉(語り:北原久仁香、津軽三味線:小池純一郎) 2020年10月ゲネプロの音声です。 没後120年を経ても尚、 落語の神様と讃えられる三遊亭圓朝の人生を 花火に重ねた傑作短編に耳を傾けて下さい。 この物語で、圓朝の忘れられないエピソードとして描かれるのが、 両国の川開き花火。 隅田川花火大会と名前を変えて、今日に至っています。 江戸時代、納涼の名所となり毎年大勢の人で賑わった両国の川開きに、 彩をそえたのが花火。 8代将軍・吉宗の享保18年(1733)5月28日(旧暦)に催された 初の両国川開き初日に花火が打ち上げたのが、起源だそうです。 旧暦の5月28日は、今年の7月7日〈七夕〉にあたります。 隅田川の花火大会は中止ですが、 どうぞ、音と想像力で花火をお楽しみ下さい。

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『圓朝花火』断章の一(正岡容 作)

旧安田楠雄邸庭園、2020年10月ゲネプロの音声配信です。 主催/公益財団法人日本ナショナルトラスト、たてもの応援団 協力/旧安田邸サポート倶楽部、Juhla Tokyo 出演/語りと和楽の芸人衆〈かたりと〉(語り:北原久仁香、津軽三味線:小池純一郎) 没後120年を経ても尚、 落語の神様と讃えられる三遊亭圓朝の人生を 花火に重ねた傑作短編。 断章の一では、両国の川開き花火を恋人お絲とともに楽しむ、若き圓朝が描かれます。 その記憶は生涯忘れられないものとなって…。

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『圓朝花火』断章の二(正岡容 作)

旧安田楠雄邸庭園、2020年10月ゲネプロの音声配信です。 主催/公益財団法人日本ナショナルトラスト、たてもの応援団 協力/旧安田邸サポート倶楽部、Juhla Tokyo 出演/語りと和楽の芸人衆〈かたりと〉(語り:北原久仁香、津軽三味線:小池純一郎) 没後120年を経ても尚、 落語の神様と讃えられる三遊亭圓朝の人生を 花火に重ねた傑作短編。 【断章の二】時は、明治15年9月。 人気絶頂の圓朝が高座をはねて、 渋沢栄一 等、時の人たちの集まりへ向かう、その人力車であの花火の晩を想い出す。

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『圓朝花火』断章の三(正岡容 作)

旧安田楠雄邸庭園、2020年10月ゲネプロの音声配信です。 主催/公益財団法人日本ナショナルトラスト、たてもの応援団 協力/旧安田邸サポート倶楽部、Juhla Tokyo 出演/語りと和楽の芸人衆〈かたりと〉(語り:北原久仁香、津軽三味線:小池純一郎) 没後120年を経ても尚、 落語の神様と讃えられる三遊亭圓朝の人生を 花火に重ねた傑作短編。 【断章の三】江戸から明治を生きた圓朝。 いよいよ死の床につき、朦朧とした意識の中で、あの両国の川開き花火が蘇る。 それは、いつまでもいつまでも追い続ける夢となり…。

「容」…いるる

作家の名前である。 小沢昭一などの弟子を持つ、小説家・随筆家・寄席芸能研究家―正岡 容(まさおか いるる)…1904(明治37)年 - 1958(昭和33)年。弟子たちは、彼を「不思議な人」と評す。 酒楼…おちゃや2020年夏と秋、彼の作品『圓朝花火』を二度にわたり、津軽三味線と語りで上演した。 YouTube音声配信➡https://youtu.be/eP6iFdAH7SE 江戸から明治の風物(花火の種類、大川に繰り出す船、酒楼名、和菓子、等々)が、これでもかという

鍵屋~っ‼

2020年開催が難しかった祭や花火を舞台で楽しんで頂く企画を、夏・秋に実施。演目は正岡容(いるる)作『圓朝花火』。落語の神様・三遊亭圓朝の若き頃から終焉を花火に重ねた短編作品を、津軽三味線と語りでお届けした。 YouTube音声配信➡https://youtu.be/eP6iFdAH7SE 本作は断章の一~三という構成で、圓朝26歳(元治元年・1864年)人気絶頂の頃から始まる。両国の花火で思い人のお絲と屋根船に乗り込む。冒頭、いきなり圧巻なのが百花繚乱の打上げ花火の描写