yuyu

ストプレ等の観劇記録。ミュージカルもたまに観ます。

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最近の記事

宝塚花組『エンジェリックライ』観劇_新人公演

宝塚歌劇花組公演 三井住友VISAカード シアター ファンタジー・ホラロマン 『エンジェリックライ』 (作・演出/谷 貴矢) (新人公演担当/西川 日向子) アザゼル :美空 真瑠 (本役:永久輝 せあ) エレナ  :初音 夢  (本役:星空 美咲) フェデリコ:夏希 真斗 (本役:凪七 瑠海) 10月24日に実施された、大劇場新人公演を拝見してきました。 美空さんは新公初主演、初音さんも初ヒロイン。 夏希さんも含め3名とも105期研6です。(主要キャストが全員同期という

    • 宝塚花組『エンジェリックライ』『Jubilee』観劇_大劇場初日付近

      花組公演 三井住友VISAカード シアター ファンタジー・ホラロマン『エンジェリックライ』 (作・演出/谷 貴矢) レヴュー グロリア『Jubilee(ジュビリー)』 (作・演出/稲葉 太地) 初日があけてすぐ、観に行ってきました。 (本当は今月下旬が初観劇予定だったけれど、色々とあり、急遽観劇予定を追加) ◆全体お披露目公演 トップスター永久輝せあさん、トップ娘役星空美咲さんのお披露目公演として幕があいた今作。 私が初めて本拠地(といっても東京宝塚劇場)で宝塚を拝見し

      • 新国立劇場2024/2025シーズン『ピローマン』

        新国立劇場小劇場で上演されている『ピローマン』を観に行ってきました。 前回の投稿からだいぶ間が空いてしまいまして…… 間にも数作観劇していたので、そちらの感想も載せたいなとは思いつつ、衝撃が強かった本作を先に。 『ピローマン』 作:マーティン・マクドナー 翻訳・演出:小川絵梨子 『悲劇喜劇』11月号に戯曲 悲劇喜劇11月号に小川絵梨子氏訳の戯曲が掲載されると知り、観劇よりも前に購入。 観劇前に読もうかどうしようか、と思っていたところ、プレビュー公演を観た方から「観劇して

        • ミュージカル『この世界の片隅に』観劇_東京千秋楽

          ミュージカル『この世界の片隅に』 5月30日(木)の東京千秋楽を拝見してきました。 (という下書きがイマイチまとまらぬまま一ヶ月半……言葉足らずな部分も校正不足も多々ありますが、何とか体裁を整えてUPすることにしました) 初日観劇後、中日にも1公演拝見。(Wキャスト陣は初日と同じメンバーでした) 別キャストさんたちを拝見するのは千秋楽が初でした。 どちらのキャストさんもそれぞれ素晴らしかったのですが、その違いを楽しむのもWキャストの醍醐味かなというわけで、各々感じたことを色

        宝塚花組『エンジェリックライ』観劇_新人公演

        • 宝塚花組『エンジェリックライ』『Jubilee』観劇_大劇場初日付近

        • 新国立劇場2024/2025シーズン『ピローマン』

        • ミュージカル『この世界の片隅に』観劇_東京千秋楽

          宝塚花組『アルカンシェル』観劇_東京千秋楽

          宝塚歌劇花組公演 ミュージカル『アルカンシェル』~パリに架かる虹~ (作・演出/小池 修一郎) 5月26日の大千秋楽を拝見してきました。 『白』で染まった日比谷で 普段の千秋楽とは比べものにならない程、劇場内外を埋め尽くすかのような、白服を身に纏った方々の姿。そんな光景を目の当たりにして、ついにこの日が来たんだなと実感。 大分前から宝塚を拝見しているものの、毎公演花組の演目を欠かさず観るようになったのは、ちょうど柚香さんがトップになられた頃。 コロナ禍が始まり、舞台芸

          宝塚花組『アルカンシェル』観劇_東京千秋楽

          ミュージカル『この世界の片隅に』観劇_初日

          ミュージカル『この世界の片隅に』初演 日生劇場で開幕した舞台の初日を拝見してきました。 2024.05.09 作品をそのまま、自分で感じたい 実は観劇まで、原作を読んだことがなく、映画もアニメも全く観たことがありませんでした。(勿論作品の名前自体は知っていた) というのも、凄惨なシーンの描写が酷く苦手なもので……観た後かなり長いこと引きずってしまい少々心に不調をきたすので、普段から出来る限り観ないようにしており(戦時下のお話は、はだしのゲンや火垂るの墓などを観た時の鮮烈な

          ミュージカル『この世界の片隅に』観劇_初日

          宝塚花組『アルカンシェル』観劇_新人公演

          宝塚歌劇花組公演 ミュージカル『アルカンシェル』~パリに架かる虹~ (作・演出/小池 修一郎) (新人公演担当/平松結有) マルセル・ドーラン:天城れいん カトリーヌ・ルノー:七彩はづき 5月2日に実施された、東京新人公演を拝見してきました。 時間が空いてしまいましたが、感想などを色々と。 当て書き脚本の新公 主演のお二人は、二人とも新公主演経験者(天城さんは鴛鴦歌合戦、七彩さんはうたかたの恋)ですが、お二人とも(前半など特に)少々緊張が表に出ているかな~という印象で

          宝塚花組『アルカンシェル』観劇_新人公演

          坂本企画『抱えきれないわたしを抱いて』観劇

          坂本企画21『抱えきれないわたしを抱いて』 脚本・演出:坂本涼平 坂本企画さん(公式HP)の新作、『抱えきれないわたしを抱いて』を拝見してきました。(終演後撮影OKでした) 千秋楽だったこともあり、会場販売分の上演台本は完売ということで、配送分を購入。届くのが楽しみです。 作品から受け取ったものが記憶から抜け落ちていかないうちに、何とか言葉にしたいと思い、戯曲に対する感想が中心のとりとめのない文章ですが、記録として。 ※東西千秋楽後なので、物語の詳細にも触れます ※作品

          坂本企画『抱えきれないわたしを抱いて』観劇

          坂本企画『娘たちのうたわない歌』観劇(配信)

          再演版『娘たちのうたわない歌』 脚本・演出:坂本涼平 2021年に上演された、坂本企画さん(公式サイト)の作品。期間限定で配信されているものを拝見しました。(坂本企画YouTube) ※2024.03.21現在配信中 『娘たちのうたわない歌』作品情報 停戦使節として生きる娘たち。 前半のシーン、真っ白な舞台美術と、揃いの真っ白な衣裳を身に着けた娘たち3名の、なんとも言えない会話のテンポ感と台詞回し、そしてその雰囲気から、「普通でない」ことが伝わってきます。 そこへ現れ

          坂本企画『娘たちのうたわない歌』観劇(配信)

          鳥と舟『累々と花は詠たう』観劇

          鳥と舟演劇公演7わ『 累々と花は詠たう 』 @小劇場メルシアーク神楽坂 鳥と舟さん(⇒X(旧Twitter))の演劇公演を観に行ってきました。 ※掲載した舞台写真は[転載可能]とのご案内があったものです お芝居を観たい 新国立劇場などで上演される上質なお芝居に魅了され、ストプレ熱が高まっていたここ最近。もっと幅広く色々な作品を観てみたいなと【CoRich舞台芸術!】さんで公演情報を見ていた時に、偶然目に留まった作品です。 鳥と舟さんのことも、ご出演されている役者さんた

          鳥と舟『累々と花は詠たう』観劇

          宝塚花組『アルカンシェル』観劇_美しい虹

          宝塚歌劇花組公演 ミュージカル『アルカンシェル』~パリに架かる虹~ (作・演出/小池 修一郎) 前回は、ナチス描写に焦点を当てて書きましたが、 物語の本筋にはそれほど触れない程度に、色々と思ったことを。 下級生にもライトを もっとお役がほしい!!と言うと語弊があり、キャスト一覧にお名前がある生徒さん自体は通常公演程度います。 ただメインキャスト陣以外、(これまでの公演で比較的活躍されてきた生徒さんたちでさえ)正直殆ど台詞も見せ場もない状況。(※勿論、台詞がなくとも、皆さ

          宝塚花組『アルカンシェル』観劇_美しい虹

          宝塚花組『アルカンシェル』観劇_ナチス描写について

          宝塚歌劇花組公演 ミュージカル『アルカンシェル』~パリに架かる虹~ (作・演出/小池 修一郎) アルカンシェルを観てきました。 観劇前から、SNS等で議論になっているのを見かけたり、初日映像を観て気になったりしていた、ナチス描写について思った事を。 (※演者個々人に対してでなく、作品全体の話です。) あの時代・あの組織を物語の中に描くことについて、勿論意識されており、公演プログラムの言葉からもそれは伝わってきます。 ナチス親衛隊(SS)の人物はあくまで『悪』として

          宝塚花組『アルカンシェル』観劇_ナチス描写について

          『夜は昼の母 Natten är dagens mor』観劇

          風姿花伝プロデュースvol.10 『夜は昼の母 Natten är dagens mor』 @シアター風姿花伝 那須佐代子さんプロデュース&ご出演の舞台を観に行ってきました。 スウェーデンの作家ラーシュ・ノレーンの代表作の日本初演です。 [翻訳 #ヘレンハルメ美穂 ] [演出 #上村聡史 ] 息子:ダヴィド(弟) #岡本健一 母:エーリン #那須佐代子 息子:イェオリ(兄) #竪山隼太 父:マッティン #山崎一 崩壊していく(というよりも、既に崩壊している)家族の物語。

          『夜は昼の母 Natten är dagens mor』観劇