動くことをやめてしまったら、手に入るかもしれない全ての可能性を失う。
下書き発掘シリーズ。2020年7月の下書きより(寝かせすぎ!)。
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占い以外で関わる人を見ているとこの人は、本命星は○○かな、とか、○○座ぽいな…なんてことを考えて眺めてしまうのは占いやる人間の職業病。
デザインやる人の職業病は、ものごとの裏側を見たり、デザインのあれこれをつい考えてしまうやつ。
この2つに共通しているなと思うのは、対象物をよく見る力と、相手の話をよく聞いて何が求められているのか知り、その人に必要なものを伝えること。
2つの職業病を抱えているわたしは、関わる人たちをつい観察してしまう。あ、関わらない人たちもつい観察してしまうんだった(人間観察が好き)。
動ける人は、自分という乗り物をのりこなしながら、人生という道のり(たいていその道はガタガタしている)を進んでいっている。
そういう人、愛おしいなと思い。動くことの大切さについて書いてみようと思う。
動ける人は、思いついたら止まれない。
止まれと言われても止まらない。
西洋占星術でいうと牡羊座がその代表で、その次は冒険してしまう射手座かな。
九星気学で言うと本命星や傾斜がひらめきの三碧木星の人。次は熱い思いが溢れ出る九紫火星の人とか(これ別記事でも書いたかな)。
タロットで言ったら、この人↓
あてられているエレメントは風。
「お、落ちますよ!ワンワン!」と犬も言うほどの向こう見ずさ(犬はただ着いていってるだけかもしれないけど)。
いやもうこの人どこに向かってるんでしょうか。花片手に。可愛い服なんて着てちゃってさ(この服欲しい)。如意棒みたいなん持ってるし。
鏡リュウジさんの本から引用させていただくと。
愚者(Fool)は、「何者でもない存在」であると同時に「何にでもなれる存在」だ。無垢で未熟なエネルギーの塊。それゆえ、周囲には常に危険がつきまとう。しかし、リスクを恐れ、動くことをやめてしまったら、手に入るかもしれないすべての可能性を失うこととなる。
とある。
動くことをやめてしまったら、手に入るかもしれない全ての可能性を失う。
この一言、座右の銘にしたいくらい。いや、しよう。手帳の表紙に書いておこう。
「決断は、決めて断つことよ」
と、九星気学の先生がよく言ってた。うん。確かにそうだな。自分で決断して動いている人は本当に素敵だ。
成功のかたちはいろいろあるけれど、何かを成している人は動いている人だ。
ぶつかっても、傷ついても、動いている。
可能性がわずかだとしても、動いてその可能性をかき集めようとしている。
しばしば人は、決めたことを後悔したりする。「もしかしたら別の道があったかもしれない」と。
でも考えてみて。今まで、アスファルトで舗装された道があると思ってたのかな?違うよね。
道は予め用意されているものではなく、自分で拓いていくもの。
もし、用意されていたとしても、別の道を切り拓くこともできるんだよね。
「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」で有名な、トーマス・エジソン。
わたしは、勉強会などで水瓶座や天王星の話を説明するときに、エジソンの話をする。
水瓶座の人が「個性的」とか「変わり者」って言われていたという話も良く聞くのだけどね。そのときもエジソンの話する。
まわりから理解されないくらいじゃないと発明ってできなくない?
あるいは、まわりから理解されることだけやってても発明はできない。
まわりから理解されなくても、より良い未来を考えて、先進技術を開発する。「またあの変わり者なんかやってるよ」とか言われてなんぼじゃないか。
いや、エジソンさんが変わり者って言われてたかどうかはしらんけど。
失敗したわけではない。
それを誤りだと言ってはいけない。
勉強したのだと言いたまえ。
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私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
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私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。
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失敗すればするほど、我々は成功に近づいている
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成功する人は“思い通りにいかないことが起こるのは当たり前だ”と分かって挑戦している
- トーマス・エジソン -
よく取り上げて話すくせにエジソンが何座なのか調べてなかったのだけど。さっき調べたら水瓶座の人だった!しかも、普遍的な真実を求めるためにひとつのことにすごく集中する人!
そんなわけで。人に理解されずとも、止められたとしても、動いてたら何かしらの収穫はあるから、動くのを辞めずに行こうね。と、自分にも言ってる。