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雉始めて雊く - 冬・小寒のこよみ -

雉始雊   | きじ はじめてなく

1月15日〜19日頃

- 冬の七十二候 -

 小正月 | こしょうがつ

1月15日

-季節のならわし-

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雄のキジが、雌への求愛のために
鳴き始める頃。

キジは日本の国鳥です。
北海道以外の各地に生息していて
日本固有の鳥なんです。

たしかに、昔話「桃太郎」には
犬、猿、そしてキジが出てきますね。
日本人にはそれだけ身近な鳥だということが
よくわかります。
(山村ではキジ鍋あるもんねー。今風にいうとジビエ。ってキジごめん 山では貴重な命の恵みだったわけで)


ちなみに1月15日は「小正月」。
旧暦だと新年最初の満月の日にあたり、
特に江戸時代から 元旦とは別に
お正月のお祝いをしてきました。

小正月にはあずき粥を食べるならわしがあります。
これは古代中国にならった習慣で、
豊作祈願・家族の健康祈願をします。

確かに、あずきは陰陽五行説からみても
冬に弱りやすい“腎”を養う食べ物。
あずきや黒豆、昆布などの黒い食材は
この時期の臓腑の働きをよく補ってくれますよ。
お正月に食べるお料理にもよく使われていて

やっぱり古来からの知恵って
理にかなっているよなぁ〜と
いちいち感心してしまう。

一歩掘り下げてみると楽しく面白くて。
だからこの分野の学びはやめられないし
伝えたくてしかたないのだ。
マニアックばんざーい!


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日本の季節感や暦が
昨日よりもちょっと身近に感じられるような
noteを
二十四節気・七十二候にあわせて
書いています。

四季のうつろいを楽しみ、暮らしを愛おしむ。

せわしない日常の中で
自然の流れを、つと感じてみること。

こんな世の中だからこそ
大切にしたい感覚です。

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