うやむや

はっきりしない(させない)

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0912

文字は変化していくらしい。 最近「自分が一年前に書いた字が自分のものとは思えなかった」ということがあった。高校生の頃は「高橋愛ちゃんに似てる」と複数の人から言われていたのに、今じゃ全く言われなくなった。少しずつ顔も変化していく。 性格はどうか、自分ではわからないけれど、摂取するものや触れ合うものによって価値観は変わる。口調や好みなんかも、恐らくそこに含まれる。 では、「私が私である」という認識は一体どの部分でされるのか、ということを最近はずっと考えている。 もし私の魂が、今の

    • ふと思い出した昔の話

      小学生の頃、家庭の事情で2LDKのアパートに住んでいたことがある。 そのアパートはとても古く、強い風が吹いたらどこかへ吹き飛んでしまうんじゃないかと子供ながらに不安を抱きながら毎日を過ごしていた。 私たちが住み始めて少ししたくらいに、上の階へと母娘2人の3人家族が引っ越してきた。娘2人と私は歳が近かった。 学校が終わってからクラスの子と遊び、17時のチャイムで家に帰ったあと、夕食までの間にその娘たちと自転車に乗ったりママゴトしたりして遊んだ。 それまでは、17時のチャイムは

      • 0901

        8月が終わった。「夏が嫌いだ」というワードが私の発する言葉のデフォルトになっていたが、実際はそうでもないと思う。今年は、お祭りが嫌いな私と好きな人は人混みを避けて、明るいうちからお酒を飲んだ。花火の音と浴衣を着ている若者たちを横目に、記憶にも残らないような内容の話をした。内容は覚えていないけど、ものすごく楽しかったということはしっかりと覚えている。たとえ、その日の会話の一部に私が不快になるような発言が存在していたとしても、それは時間の経過と共に蒸発して空気になる。 ----