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8月が終わった。「夏が嫌いだ」というワードが私の発する言葉のデフォルトになっていたが、実際はそうでもないと思う。今年は、お祭りが嫌いな私と好きな人は人混みを避けて、明るいうちからお酒を飲んだ。花火の音と浴衣を着ている若者たちを横目に、記憶にも残らないような内容の話をした。内容は覚えていないけど、ものすごく楽しかったということはしっかりと覚えている。たとえ、その日の会話の一部に私が不快になるような発言が存在していたとしても、それは時間の経過と共に蒸発して空気になる。

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綺麗な思い出として保存するためには、どんなことでも「終わりの日」を儲ける必要がある。それが絶頂のタイミングであればあるほど、お守りになってキラキラと光る。
学生の頃に無駄だと思っていた「お別れ会」も、ちゃんと意味があったのかもしれない。もう何年も返事が返ってこない友人を3日に一度は思う。

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気持ちのままに生きていること、「ねえ」と話しかければ返事をしてくれる人たちがいること、母の作った美味しい朝ごはん、少しだけイメージして取り戻したモチベ、雨が続いて洗濯物は外に干せないけれど、窓を開けたら秋の匂い。

9月もよろしくね、私の心と体!

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