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(爆笑)!私が久々に遠山の金さんになり、父が大喜びの巻


国際離婚以降、

日本へ一時帰国するたび

知る人ぞ知る私が〝天然〟で巻き起こす

『遠山の金さん』事件。


数年前の出来事。

事前にネットで

終了時間が17時だと調べて

16時半に伺った地元のお寺。


にも関わらず、

既に頑丈な門が閉まっている⁉️


そこでしつこく私は〝ピンポン攻撃〟。


すると、10分後にお寺の離れの2階から


和尚さん 「……どちら様ですか……?」


私 「金田」


和尚さん 「……か、

金田様ですか……‼︎(滝汗)

今すぐ開けますのでお待ちを」


と言って開けゴマ状態で

重厚な門が軽く開いたこのお寺


ステイタスは関係なくみな平等がモットー

のこのお和尚さんやお寺の自慢は


かつてヨン様が全盛期だった黄金時代


ヨン様が来日するたびにお忍びで

訪れたヨン様が大ファンのこのお寺に

「トイレを貸してください」

と、和尚さんは

ヨン様とヨン様の付き人から

頭を下げられ何度も頼まれたそうなのだけど

「ワタクシには有名無名は関係ありませぬ。

最寄りの駅の公衆便所をお使いください」

と、ピシャリとお断りした一件。


なのに

私には門を開けてくれたり

トイレを使わせてくれるなんて

先祖様々(爆笑)



その後、転げ落ちるように2階から

急いで降りてきた和尚さんとの会話。


私「……ね、

17時に終了なんじゃないの?

ちゃんと調べて私は17時前に来たのに

10分、居留守をカマしていたでしょう……」


和尚さん 「……いえ。

この時期は参拝客が少なく

ほ、本日は用事がありまして……」


と、アワアワ泡を

吹いていた和尚さん。

実はこの和尚さん、

たいへん根性とガッツがあり

キャリアも煌びやかで

それはそれはお偉い方。


にも関わらず昔から私に対しては

まるで遠山の金さんか水戸黄門のごとく

和尚さんが敬意を払いひれ伏します。


そのやりとりが

時代劇の大ファンである

私の両親や親族には見ものなのだ(笑)


それもそのはず


生涯、民を導き

民の相談ばかり乗ってきた和尚さんの

立場上、民には決して言えぬ

プライベートのお悩み事を

若かりし頃から

乗ってきたのが私だから(爆笑)。


ま、どっちが上とか下とかという話ではなく


だからこそ成立するこのコミュニケーション。


さて

両親の家系の歴史が長いとこの帰国中、

お墓参りだけでも、さぁ大変。

昨日はコチラへ。


泉岳寺


何十年と通っておりますが、この5年ほど

お墓の入り口で300円もするお線香を販売。


その売り上げが



誰の懐に入るのかが謎すぎる

このビジネスが単に私の好みではなく

自分でお線香を用意することも多く

私は常にスルー。


しかし昨日は入り口でお線香を販売している

おばちゃんから私は通りすがりに注意を受ける。


私が近年、注意されることも稀だが

まさか泉岳寺で注意されるとは……‼︎


おばちゃん「ね、ちょっと、お嬢さん、

ここはね、単なる観光地ではなくお墓、

お墓なのよ! お墓参りなのだから皆様に

お線香をお買い上げいただいてるの」


〝え。いつの間にか参拝料になっている…‼︎〟


と即座に判断した私。

彼女達に墓守りやお掃除を

していただいているワケで

別に怒っちゃいないが


なんとなくこの状況において

ひと言申し上げたほうが良いと判断、

私は300円をお支払いする

と同時にこう言った。


「私、浅野の末裔なんです」




真っ青になってその場に卒倒した

お線香売り場のおばちゃん二人。


ま、私も

こういうところへ行くときは

オーラを落としてノーメイクの

冴えないお洋服でいきますからね(笑)。


単なる常識知らずの子供だと思ったのだろう。


が、見かけで判断して、さらに無礼な物言い?



しかも

武士の墓守をしながら

おばちゃん達が即座に

と詫びることもできないなんて……


そりゃあ


日本をリセットへと導く

子供しか育たないよなって。

日本の現在の縮図を見た瞬間。




「おじいちゃん

ありがとうございます。

おじいちゃんの教えを

生まれてこの方

私はずーっと守り

〝誰にも媚びず武士道を大切に真っ向勝負〟


それを、タダ、タダ、貫いているだけで

近年は世界各地の世界頂点からご連絡をいただき

みなさまが私に敬意を払ってくださいます。


ありがとう、ありがとう、ひとえに

おじいちゃんのお陰でございます。

命を繋いでくださりありがとうございます。


お陰様で想像をはるかに超えた

最高の人生を歩めております」


そして、いつものように


〝47士〟


ひとりひとりのお墓の前で

お名前を呼びながら

お詫びと感謝の供養を。


「ありがとう」

を唱えるたび私自身にも

感謝の念がマックス高まり

先程の入り口での一件など

スッカリ忘れて気分の良い帰り際。


出口で先ほどのお線香売り場のおばちゃん二人

そして泉岳寺の従業員全員が私を待っていた。


打首を待つかの

ごとく厳粛に……。



彼らは私をまるで殿あつかい。

全員、最敬礼で私をお見送り

くださったのでありました(笑)。


頭のお洗濯度の低い欧米人は、説明不用で私のバックグラウンドが分かるようで、エンタメや貴族も向こうから敬意に満ちたご連絡をくださるのに、日本は見た目重視。いちいち言葉で説明しないと伝わらないし、すぐにステイタスにひれ伏し掌を返すのだから、あゝ無念(苦笑)。審美眼と洞察力に欠けすぎている……。


〝遠山の金さん〟を

ふたたび決めた昨日。



時代劇の大ファンである父は

その一部始終を私から聞いて

狂喜乱舞のヒートアップ…‼︎


「何度もその話をリピートして欲しい‼︎」


と、せがむ父とも

わだかまりが解け……

これにて

ちゃんちゃん(爆笑)‼︎

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