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《日記》虚弱のブッフェ

ダウンしている。
数日前から、夕方ごろに突然ぐったりすることがあり、どうしたものかと思っていた。
産後数ヶ月間もこんな感じだった。あの頃は当然今より満身創痍疲労困憊で、夕方に顔面蒼白で、当時同居してくれていた母に心配されていた。授乳していたから貧血かなと思っていた。
ここ最近のは、何が起きているのかよくわからない。あの症状が何と言うものなのかが分からない。
意識がぼーっとする感じ。血の気が引く感じ。眠気ともだるさとも違う気がする。
貧血、低血圧、徐脈などいろいろ思いつくものをググってみるけど、ピンとこない。ただの睡眠不足かもしれない。

そう思って昨日は21時に息子と一緒に寝た。いろいろとやらないといけないことはあったが、夫も心配してくれて「明日にしたら?」と言われたので、潔く寝ることにした。
夜中、何度か起きたし朝6時過ぎに猫に起こされたけど、いつもより断然眠れた。

今日は用があり、少し遠くの町に行き、用が済んだらその近くのショッピングモールに行った。
車の中からもう、夕方に起きていたあの感じだった。
しばらくしたら落ち着くかと思って普通にしていたが変わらず。
夫に話すと「昼ごはんは買って帰るか、どこかで食べて帰ろう」と言ってくれたので、ブッフェのレストランで食べて帰った。

ブッフェは良い。たくさん食べるひと向けだと思われがちだが、私のような虚弱にも良いということをここで主張したい。

私のスペック
食欲は人並み
食への関心は人並み以上
だが、胃腸のキャパは人並みの半分〜3分の2くらい
なんなら全て半量で済ませるくらいが元気。
昔は胃腸が壊れようが人並みに食べていたが、ここ数年で優先順位が変わり体調第一になった。

なので、例えば結婚式で出るようなコース料理は少し多いし、定食屋ではご飯は小盛りか、調子によってはご飯無しでお願いする。

さらに、体質に合わないので小麦粉NGの生活をしている。胃腸を壊すのだ。
外食するとなると、まずその点で店を選ばないといけない。例えばピザ&パスタのお店やもんじゃ焼き屋さんは行かない。
あまり知られていないが醤油にも小麦は使われているので、家では小麦不使用の醤油を使っている。私の場合、外食先では醤油はOKとしている。それでも制限は多く、こうなってくると店選びが少し面倒ではある。
(夫はこのことに今までひとつも文句を言ったことがないし、嫌な顔をしたことがない。何とも思ってないようで、とても優しいと思う。)

そこで、ブッフェだ。
ブッフェは選べる。自分が食べられるものを、食べられる量取れる。
「好きなものを好きなだけ食べられる」ということは、「好きなものだけ、好きな量だけ食べられる」ということだ。
元がとれないと言われそうだが、無理に食べて体調を崩すより全然良いのだ。自分が満足するものと量を食べ、外食の雰囲気を楽しめれば、私は良い。

しかも一緒にいるひとを巻き込まない。相手も好きな分だけ好きに食べられる。私も「ほんとはこのひと、パスタ屋さん行きたかったかな」とか思わなくて良い。

お手頃なブッフェって正直あまり美味しく無いイメージだったが、今日行ったところは美味しくて、夫といちいちびっくりした。
私は少量のご飯でルーローハン、酢豚のようなの、サラダを少し食べた。
息子はうどん、サラダ、野菜のおばんざい、ピザなど。息子もいくつかアレルギーがあるので慎重に選んだ。
夫はというと、すぐ食べ終わった私に「?!?ブッフェなのに?!」というようなことを言い、4〜5回はいそいそとお代わりにまわっていた。
元を取りたいという気持ちがまずあるようだが、えー!これ美味しい!美味しいねえー!どうしようー!とかなんとか楽しそうに食べていて何よりだった。

最後にみんなでデザートを食べて、ごちそうさま。デザートまでは要らんとか思っていたが、見るとつまみたくなった。これまた少量ちょこまか食べられて嬉しい。
私はソフトクリームとコーヒーゼリーとプリンを食べ、夫に「別腹なんだね」と笑われた。コーヒーゼリーが意外と美味しくて、一瞬正気を取り戻し、夫にしつこく勧め、2人で驚きながら2度食べた。
息子には「まま、そふとくりーむで、げんきなった?」と言われた。ありがとうねえ。息子はソフトクリームの機械に驚いていた。

ブッフェは良い、という話でした。

食べたら元気になるかなと思いきや、虚脱症状は落ち着かず。
帰宅後、息子と2時間ほど寝て、少し回復。
でもなんとなくずっとぼーっとしている。
夕方、みんなで買い出しに行き、そのままテイクアウトで夕飯を買ってきた。私はあまり食欲がないので夫と息子に月見バーガーやらモスチキンやら。おいしそうだった。
今日もたくさん寝なければ。寝なければ。

…と書いて眠ろうとして、寝付けたのは明け方だった。どうしたものか。

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