《日記》まま、ぴんく着てよ
昼寝時「まま、ぴんく着てよおおおぉお」と泣く。大泣きだ。
「ぴんく」とは、私の寝巻きのひとつでピンク色のスウェットのことを指している。息子はその服が1番ざりざりしやすいのだ。
(ざりざりについてはこちらから)
寝巻きなので昼寝の時は着ておらず、わざわざ着にいくのもめんどくさいし、着替えるとして毎日こうするのかという点で迷った。今日に限っては洗濯中だったので物理的に無理で、断念とさせてもらった。
ぴんくじゃないと泣きながら激しくざりざりしていてものすごく不快だったため、襟ぐりにタオルを巻き、それで余計に泣いていた。ざりざりいやや。どうしよ。
最近こういう感じのイヤイヤが多い。「そんなこと言われても」系の。応えようと思えば応えられるが、どこまで許容するか迷っちゃう系の。
昼寝前のそれはここ数日連日発生してるし、朝わたしが着替える時も「ぴんくがいい」とゴネている。「その服いやだ」とかもある。
そう言われてもな、寝巻きやしなあ、他にそれらしい服もないし…
「じゃあピンク色のなんか、ざりざりしやすいお洋服買いにいくからついてきて!」というと「いかない」と言われる。息子のわがままをだしに服を買おうと思ったのに…そう上手くはいかなかった。ちぇっ(昭和)(だれか令和版の「ちぇっ」教えて)。
先ほど就寝前には、散々絵本を読んだ後、「どろんここぶたを読みたい」と大泣きしていた。「どろんここぶた」は息子も私も大好きな本だが、しばらく読んでいないのでリビングに置いてきてしまった。
時刻はもう21時を過ぎ、いつもなら寝ている時間だ。私が取りに行けばいい話なのだが、今日の私は貧血を起こし疲れ切っていて、「ママが話すから」と、アバウトな暗唱で勘弁してもらった。明日朝一番に絵本見て読もうねと約束。脳みそフル回転で無事「おしまい」と言った途端、なんとアンコールされてしまい二度暗唱した。そんなに良かったのか、物足りなくてアンコールだったのか。
その後、すぐ静かになったので寝付くかと思いきや突然「なんで あおいの!!」と怒って泣き始めた。青いって何と思ったら、空気清浄機の光だった。ママはそれがなぜ青いかより、毎日毎日見てるのになぜ突然嫌になったかのほうが気になる。
よくそんなに怒れるなというほどめちゃくちゃ怒ってるので「ママの知る範囲ではない」と寝込むと、自分で起きだして空気清浄機の電源を切ってしまった。そんなに嫌だったのか。ちなみに青以外にもいろんな色に光るんだよ、それ。
私も息子も今の時期から花粉症がひどいので空気清浄機はつけておきたいのだが。夜中にこっそりつけて、いいかな。最近また夜泣きするから、怒るかな。
優しくて余裕のある親はどう対応するのかな。ぜんぶぜーんぶゆるして甘やかしたら、息子はずーっと笑顔でこちらも楽ちんだろうけど、あいにくママには無理だな。
体力があれば応えたかな、いや、すべてのわがままに応えていって息子がその先どうなるかも気になる。悪いけどこうやって、できそうに見えるのに他人には無理なことがあるって、他人には他人のいやなことがあるって、学んでいってくれ。
息子は嫌なことは「やめて」「いや」とハッキリ言うので、ママもそんなスタンスでいいかな。
ざりざりの件も未だに毎日迷っている。どうしよ。いややな。