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Insta360のベストな画角はどこ?

前回までアクションカムを使ったバイク映像について書いてみたのですが、今回は360度カメラについて書いてみようと思います。

360度カメラは、撮影後に欲しい画角だけ切り抜くことができるので、撮りっぱぐれの心配が少ないです。では、画角については何も考えなくていいのかというと、そうではありません。
カメラを支点として360度撮っているため、前後左右上下遠近による違いはあります。

ツーリング中、回しっぱにした映像を帰って見てみると、何か角度が違うな〜なんてこともある訳です。
では、それぞれのカメラ位置での見え方を見てみましょう。


前方

ハンドルにクランプし、前方に伸ばします。
たぶん一番メジャーな付け方。
それで撮れる画はこんな感じです。

真正面より斜め横からがオススメ

駄目ではないですが、ちょっと締まりがない気がします。
よく女子の言う「下からの写真は盛れない」ってやつかも

前方・上

少し角度を上げてみました。目より少し高いくらいです。
個人的に好きな角度。
ライダーとバイク全体が映って、いい感じではないでしょうか。

上からは盛れますね

よくインスタグラムで拝見している @ryonotrio 様。カフェレーサーのように前傾姿勢のバイクであるほど、この画角が合う気がします。

前方・下

今度は足元から。
エンジンガードや、フロントフォークに固定します。
ハーレーのように足を投げ出して乗るバイクは、この画角が画になる。

迫力を感じる角度

後方

僕のもうひとつのお気に入り。
ヘルメットマウントがFPSなら、これはTPSでしょうか。
ハーレーのシーシーバーに取り付けています。

GTAみたい

その他・パーツ接写

これは編集時に切り出す角度のテクニック。

「前方・下」の映像から逆サイドを書き出し

ライダーではなく、リアタイヤなどパーツの接写です。
このために撮っていたのではなく、後から書き出す際に「この角度も使えるな」と気付いたもの。
こういった、棚ぼたカットがあるのも360度カメラのいいところ。

組み合わせの作例

いかがでしょうか。カメラがある位置によって、見え方は随分違いますね。
それぞれの角度に対して好みはあるけど、1つの映像をつくるならカット数は多い方がいいなが僕の意見です。
上を組み合わせて編集してみたのがコチラ。

ほんの10数秒の映像ですが、映像の種類が多い方が見ている人は飽きないと思います。
(自分自身がツーリングを振り返るときも、同じ角度ばっかりだと飽きるんですよねえ)

今回は360度カメラを使ったツーリング映像の撮り方を書いてみました。
何かのご参考になれば幸いです。
では!

余談
ヘルメットにマウントしているGoProは「バイカーが見ている世界」、バイクにマウントしているInsta360は「バイカー自身」、という使い分けをしています。
記録としてはどっちも残したいんですが、Insta360に映った自分の映像を編集するのは未だに照れがあります。
映像はかっこよくしたいんですが、そうすると自分がカッコつけている感じになりますしね///
友人の写真や映像を撮るときは、全力でカッコつけさせるんですが、自分自身になると照れがでるのは、自撮りに慣れてないおじさんだからでしょうか。
上に書いたのは、バイカー自身を撮るための360度カメラの角度ですが、友人も一緒に入れるいい角度がないか模索中です。


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