自分への取材で、人生をハッピーに。
昨年末に、ブロガーで作家のはあちゅうさんのイベントに参加してきました。(イベントはこちら👇)
彼女が監修している「自分への取材手帳」という手帳の2019年版の発売を記念して、みんなで「自分への取材手帳」を使ったワークショップをしよう!という催し。
「参加者枠」と「レポート枠」で参加者を募集していて、わたしは「レポート枠」で参加してきました。
はあちゅうさんのことは、SNSでチラ見する程度でしたが興味があったのと、レポート執筆の経験がないので経験を積みたい!というのが、参加に至った経緯です。
参加者の方は、はあちゅうさんのファン、サロンメンバーが多かったかな。
「はあちゅうさんの、どういうところが好きなんですか?」と質問すると「全部!!!」と熱烈な返事が返ってくるので、はあちゅうコミュニティの愛の深さにおったまげつつ、わたしも一緒にきゃいきゃいしてきました。
以下、イベントレポートです!
《タイムテーブル》
1・「自分への取材手帳」について
2・もくもく書き込みタイム
3・グループワーク
4・発表&講評
5・質疑応答
(会場は、ピースオブケイク社。)
【1・「自分への取材手帳」について】
まず最初に、はあちゅうさんから「自分への取材手帳」についての説明。
「自分への取材手帳」は、野心を自分の中から見つけられない、湧いてこないという人向け。自分の夢のカケラみたいなものをどんどん書きこんで、野心に発展させていくために使ってほしい手帳です。
ひとことで言うと、
「野心がまだない人のための野心のタネを貯める手帳」だそうです。
おもしろい人は、自分のことをよく知っている。
メディアにでて仕事をするようになってから、「おもしろい人は、ふつうの人とどうちがうんだろう?」と考えるようになったという、はあちゅうさん。
たとえば、テレビを観ていて「人前で意見が言えてすごいなあ〜」とか「ニュースのコメントなんて、むずかしそう!」って思うことありませんか?
でも、芸能人やコメンテーターの方は、いつでも自分らしいコメントをして、中には、笑いまで取っている方もいたりしますよね。
はあちゅうさんいわく、おもしろい人は、圧倒的に自分自身のことをよく知っていて、自分のことについて喋り慣れている。とのこと。取材される経験をたくさん積むことで、思考が磨かれていくそうです。
とはいえ、ふつうに暮らしている私たちにとって、取材される経験って皆無に等しいです。だからこそ、自分に自信を持って生きていくためには、自分で自分を取材し、思考を整理する習慣をつけることが大事なのですね。
はあちゅうイズム全開の濃ゆ〜い話に、参加者は、うなずいたり、わかるー!と声をあげて反応したり、とってもアットホームな空間の中、イベントは進んでいきます。
【2・もくもく書き込みタイム】
さてさてお待ちかね、ワークショップタイム、スタート!
「自分への取材手帳」をいただきました!!じゃんっ!!!
(薄くて、スマホよりちょっと大きいくらいのサイズ。持ち運びしやすそうです!)
制限時間5分のあいだに、12月のできごとを書き込んでいきます。
わたしも書いたんだけど、ぐっちゃぐちゃで汚すぎるので公開は控えますね、、、(人に見せることを考えて、きれいに書くクセをつけよう、、、泣)
かわりに、「手帳の使い方」ページを参考までに。
家族、仕事、健康など。テーマにわけて書き込めるようになっています。
ペラっとめくると、べつのテーマが!
テーマが決まっている10項目と、自分でテーマ設定できる項目が2つ。
あわせて12項目です。
「最初からたくさんは書けないかもしれないけど、まずは1ヶ月で4ページのペースではじめて頂ければ。」とはあちゅうさん。
あっというまの5分間。
「ぜんぜん書けなかった〜!」という声がチラホラ聞こえてきます。
わたしも思ったより書き込めなくて「自分のこと、意外とわかってないんだな〜!」とびっくりしつつ、グループワークへ。
【3・グループワーク】
グループにわかれて、手帳に書き込んだ内容をシェア。
わたしのグループは女性5人、男性1人の計6人。
・お片付け本を参考にして、部屋を片付けたらめちゃすっきりした。
・ピラティスをはじめた。
・咳が1ヶ月くらい止まらない。
・シータを買った。
・会社でリレーに出場するので、まめに走る練習をしている。
などなど。みんなで12月に起こったできごとをシェアしました。
おひとりだけ「自分への取材手帳」を2018年から愛用しているという方がいらしたのですが、その方は、今日あったことを手帳に書き込んでいる!とのこと。
マンスリーじゃなく、デイリーで使うのも、たしかにアリですね。
自分のことを、より深く知れそう!
【4・発表&講評】
グループでシェアした内容を発表&はあちゅうさんからの講評タイム。
それぞれグループごとに、シェアした感想を発表です。
印象に残ったことをピックアップして、お伝えします!
・手帳は複数使い。「取材手帳」は、ウィッシュリストに。
ふだんから手帳を複数使いしています。2018年は、9冊の手帳を用途別に使っていました。2019年の「自分への取材手帳」は、やったことを書くのではなく、やりたいことを書く。ウィッシュリストのような使い方をしようと思っています。
(発表されていたのは、しゅうともさんという手帳マニアで有名な方でした。)
👇はあちゅうさん講評👇
「自分への取材手帳」は、手帳を書き慣れてる人からすると、書く欄が少ないんですよね。もともと2冊目の手帳として開発していて、ご自身の用途にあわせてテーマを決めて使ってもらうと、すごく使いやすいかと思います。
・夫婦の共同日記にする。
旦那さんとふたりでやったことについてのログとして使っています。神社参りで行った場所を書いたり、ホテルのラウンジでコーヒーを飲みながら未来について語る「お金持ちごっこ」という遊びをして、話した内容などを書き込んでいます。
👇はあちゅうさん講評👇
ホテルのラウンジに行くと、自分のことをすごく大事に扱ってくれて、いい気がもらえますよね。創作意欲に繋がります。意欲や選択肢を増やしてくれる遊びだと思うので、現実を使ってごっこあそびをするっていうのは、すごくいいと思います。
・シェアしたら、知的好奇心が刺激された!
自分で書いた内容をシェアすることで、自分の思考の整理がさらにできました。あと、人の話を聞くことで、知らない世界のことを知れて知的好奇心を刺激されました。アウトプットする場所があるって、すごくいいですね。
👇はあちゅうさん講評👇
手帳好きで座談会したり、集まるのが難しければSNSでシェアするのもあり。方法はなんでもいいからアウトプットする場を持つと、今まで気づかなかったことに気づけていいですよ。シェアするって、すごく大事です。
・毎日書くと、楽しそう!
ラストは、わたしが参加したチームです。男性の方が発表。
僕は手帳をつける習慣ってないんですけど「今日のことを書いている」とおっしゃっていた方がいて、毎日書くと楽しそうだなって思いました。「自分への取材手帳」はテーマが設定されているかつ、それぞれが欲望に密接なテーマなので、手帳をつけない僕でも、始めやすそうだなっていう印象を持ちました。
👇はあちゅうさん講評👇
意外と、今日のことが思い出せなかったりするんですよね。書いておくと、1年後とかに見返したときに、貴重な資料になっていたりします。
貝塚とかって貴重じゃないですか。あれが残ってるおかげで、昔の人の生活を知れるわけで。自分の人生についても、記録が残っているのがすごく大事だと思うんですよ。自分が赤ちゃんのときの写真とか動画って、おかあさんが撮っててくれたから見れるし。おかげで、追体験できる。
情報過多な時代だから、自分自身の日常も、夢さえも、すぐ忘れちゃう。
書いておくことが、欲望を思い出させるきっかけにもなって、人生をどんどんひっくり返してくれるんです。資料を残すようなつもりで、たくさん書いてください!
【5・質疑応答】
Q:手帳を始めても、なかなか続かないです。どうしたら継続できますか?
A:まずは、持ち歩くこと。手帳が重くて持ち歩けないって人は、付箋や小さいメモを持ち歩いてください。で、思いついたらすぐに書いて、あとで手帳に貼り付ける。貼り付けるときは、かわいいマスキングテープを使ったりすると、手帳の見栄えがよくなります。
あとは、きれいに書こうと思い過ぎないほうがいいかもしれないですね。きれいに見せることよりも、実用性を考えて使ったほうが続く。
ぶっちゃけ途切れてもいいと思うんですよ。いっかいやめちゃっても、余白を気にせずに、途中からはじめたらいいし。そうやって、途切れながらでも続けることで親しみが湧いて、いつのまにか習慣化しているんじゃないかな?
Q:日記、手帳、ノートの使い分けを教えてください。
A:ノートは、何かあったらとにかく書いて、使い潰す。数ヶ月は手元にあるけど、そのあとはどんどん捨てちゃいます。汚いので、誰にも見せない用です。(こんなかんじ!と言いながら実際に見せてくれました。)
手帳は、グーグルカレンダーですね。予定を管理しています。
日記は、「週末野心手帳」と「自分への取材手帳」のダブル使いです。
「週末野心手帳」は、日記の中でもダイジェストみたいなかんじで、「自分への取材手帳」は、月単位で細かく書き込んでいます。合わせて使うことで、年間を振り返ったときに、自分のまとめができていて、簡単に情報を引き出せるんです。
「自分への取材手帳」は一覧でリストアップしてるので、すごい見やすくって、パッと時間ないときに読み返せる。もっとじっくり自分のことを振り返るときは「週末野心手帳」を読むようにしています。
Q:2019年、はあちゅうさんが叶えたい夢を教えてください。
A:プライベートだと、韓国に行くことですね。年末からずっと「行きたい行きたい!」っていろんなところで言っていたら、旦那が予約してくれました。仕事のことでいうと、インスタで投稿している「旦那観察日記」が2月に書籍化されるんですけど、書籍化っていうのはまだステップで、その先があったらいいなって思ってます。グッズ化や、映像化を目指していきたい。夢です。
会場、まだまだ質問したい雰囲気でしたが、残念ながら終了時間となり、イベントはお開き。
はあちゅうさん、時間ギリギリまで参加者の話に耳を傾け、質問プラスαの情報で回答をくださっていました。(文字数の関係で、泣く泣く、かなりカットしています。)
さいごに、1月10日(木)に発売されるはあちゅうさん作の小説「仮想人生」のフライング販売があり、購入。「自分への取材手帳」とともに、サインをいただきました。
(はあちゅうさん、ありがとうございました!)
今回、参加したイベント「自分を取材するNight」
次回は、1月10日(木)に開催予定ですが、残念ながら、すでに満席とのこと。
2019年になって、「日記をつけたいな〜」とか「自分に自信をつけたい!」とひそかに思われている方、「自分への取材手帳」は、手軽かつ気軽に自分の日常のログをとることができる優れものです。
ズボラなあなたも、日記をはじめるのにちょうどいいのではないでしょうか?ぜひ、チェックしてみてください!
【取材後記】
この日、はじめてはあちゅうさんにお会いしました。
いままでネット上でしか拝見したことがなく、知的でクールなイメージが先行していたのですが、実際のはあちゅうさんは、ほわんとしていて穏やかな雰囲気。
レポート素材として写真を撮らせていただく最中も、「本はすきですか?」とか「写ルンです、めっちゃ懐かしいですね!」(スマホが壊れてしまい、撮影用に慌てて買った。写真が暗くてスミマセン、、泣)と、率先して話しかけてくださり、気遣い屋さんだな〜と感動。
その一方、写真を撮ったときに「かわいい!」と伝えると、照れくさそうな苦笑いをするので、謙虚かよおおお〜といじらしい気持ちにもなりました。
かしこくて、かわいくて、気遣い屋さん。それでいて、おくゆかしい。でも、野心の塊。女性が憧れる要素を詰め込んだような彼女。人気がある理由、納得です。
👇はあちゅうさんについてもっと知りたい方はこちらをチェック👇
(はじめてのイベントレポート、いかがでしたでしょうか?さいごまでお付き合いいただき、ありがとうございました!!!)