戦後、日本の食と健康はこうして変わってしまった、、、学校では習わない食の黒歴史(後編)
こんにちは!動ける&健康な身体をつくるトレーナー、坂下です、
前回のつづきです。
食の洗脳により日本はどうなったのか?
学校給食には毎日パン、牛乳。
小麦、乳製品、精製した油には、砂糖と同じように脳の快楽報酬系を刺激して中毒になりやすいという特徴があり、一度習慣になるとなかなかやめることはできません。
特に幼少期から摂りつづけていると、大人になってもなかなか抜けだせません。
そしてこれらの食品が急速に日本に広まって以降、がんをはじめアレルギー、認知症などその他の病気も急激に増えました。
(もちろん食事だけが原因ではないですが、かなり大きな要因であることは間違いない)
そもそも日本人のカラダには合わない
『そうはいっても欧米人は小麦も乳製品も肉も油もめちゃ食べてるよね?』
と思われるかもしれませんが、
欧米人にもがんなどの病気での死者は多くなり、この解決のために始まったアメリカの大規模な研究、
1970年代『マクガバン・レポート』
1980年代『チャイナプロジェクト』でも、
動物性脂肪や肉、乳などのたんぱく質の過剰摂取が、がんなどの増加の原因であると結論づけられ、全粒穀物や野菜の摂取が重要と認識されています。
さらに重要なことは、これらの食物を昔から食べてきた食性が日本人にはないことです。
そのため生物として欧米人に比べこれらの食品の代謝が苦手です。
小麦や乳製品や肉の脂はそもそも日本人の身体には合っていないということになります。
その土地の紫外線の量により肌の色がまったく違うのと同じで、どんなものを食べてきたかにより体に合う食べものは違っています。
欧米人のようにハンバーガーを食べまくっていると、日本人は消化管にそうとう負荷をかけることになります。
ちなみにファストフード店のハンバーガーセット(シェイク付き)で、今回の悪い食品に加え、最凶のトランス脂肪酸など化学物質もたくさん摂ることになります。(人種関係なく控えたい)
さらにさらに、欧米人に比べて日本人は余分なカロリーを内臓脂肪としてためやすいため、病気になる確率は上がります。
言い換えれば、欧米人はカロリーを皮下脂肪としてためる能力がたかく、日本人は能力が低い。
同じように太っていても、健康度は同じではありません。
人間は人種や民族により、カラダに合う食べ物がちがうことを前提としておいてください。
食を知り、コントロールしよう
今の日本の食と健康にはこのような歴史があります。
(現代の小麦や乳製品にどのような害があるのかは、またの機会に)
もちろん多様な食品を楽しめるようになったのは事実。
そして、はじめからこれらの食品が日本人の身体に合わないとわかってて広められたわけでもないと思いますが、現在になっても、特に乳製品は政府が健康のためにと推奨しています。
しかし今もむかしも、国が言っていることがすべてではありません。
他の国にくらべ、病気(特にがん)が増えつづけている以上、もう一度日本人が食生活を見直すことは必要ではないでしょうか??
食の歴史を知り、食べるものをコントロールして、健康な身体で人生を楽しんでいただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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