↑これ、ダイエットじゃない? ダイエットの総合力を上げる『食の5W2H』とは?③
こんにちは!動ける&健康な身体をつくるトレーナー、坂下です。
今回も前回に引きつづき、『食の5W2H』について解説します。
どこで(Where)食べるのか
5つ目のWは、『どこで』
『どこで』は大きく
内食➜家で食べる
中食➜家で食べるが、買ってきたものを
外食➜飲食店で食べる
に分かれます。
なかでも共働き世帯、ひとり暮らしの増加などにより、買ってきたものですませる『中食』は近年どんどん増えています。
しかし、中食で食べるものといえば、スーパーやコンビニのお惣菜や弁当、インスタント食品が主流で、とても健康的とはいえません。
これらの多くは、トランス脂肪酸などの化学物質が満載です。
基本、コンビニにあるものでダイエット(食事療法)にふさわしいものはほとんどないとご理解下さいm(_ _)m
●コンビニおにぎりの正体
スーパーやコンビニで売られているおにぎりやお弁当の米の正体をご存知でしょうか?
使われている米は、前年、前々年に収穫された、古米、古古米で、臭いをとるため次亜塩素酸などの消毒液で洗ったものを使うことが多く、
それに山のような添加物が添加され、『おいしい』と錯覚させられるようになっています。
原材料として、
植物油脂(トランス脂肪酸)、乳化剤、グリシン(甘いアミノ酸)、甘味料、増粘多糖類、グルタミン酸ナトリウム、果糖ぶどう糖液糖(砂糖より悪い)など良くないものが満載です。
裏の成分表示でチェックしてみましょう。
多くの商品は、もはや素顔がわからないほどいろんなものが塗られているはず。
実は、冷えた米のデンプンは『ベータ化』された『ベータデンプン』となっており、
腸内細菌のエサになるなど、本来は冷えた状態のおにぎりはカラダによいものです。
このことから、SNSなどではコンビニおにぎりが手軽なダイエット食として勧められていることが多々あります。
しかし上記の理由から、決して『ダイエット』におすすめできるようなシロモノではありません。
(⚠それでも、菓子パンやカップラーメンやお菓子を買うよりはマシですが)
買う場合は裏の原材料をチェックし、なるべく添加物が少ないものを選びましょう。
とくにお子様には手作りおにぎりをにぎってあげてくださいm(_ _)m
どれくらい(How much)食べるのか
ダイエットとしてもっとも問題になるのは、
『食べすぎてしまう』ことではないでしょうか?
人間のカラダにおけるエネルギーの法則は、
『摂取カロリー = 消費カロリー』
であれば体重に変化はないというのが原則です。
厳密には、食事は食べてから消化、吸収、代謝という経路があるので、摂取カロリーの数値がそのままというわけではないですが、カロリーに気をつけるのは基本原則となります。
ただ、食べる量自体を制限するのは人間の本能的にとてもむずかしいです。
『摂取カロリー < 消費カロリー』
にしてやせるためには、たんぱく質、ビタミン、ミネラルを確保しつつ、質量のわりにカロリーの低い、野菜、きのこ類、海藻、こんにゃくなどをうまくとりいれて、食べる量が減りすぎないようにしましょう。
次回最終、
『どのように(How)』
へつづきます。
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