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ずっと真夜中でいいのに ②

前回の記事で私は自分を
幸せな人間 だと記した。

幼い頃から父母に愛情をもらい
私立学校へ通わせてもらい
高級車に乗って通学し、年に数回の海外旅行や
欲しい物をを我慢したことはない。
何不自由なく、何なら、周りよりも
少し裕福な生活をさせてもらったと思っている。

けれども、いつもどこかで
生きているのが辛く
この世には自分の居場所がないような…
誰とも分かり合えないような…
この気持ちを理解してもらえないような…
答えの見つからない謎の違和感を抱えていた

そんな違和感を抱えつつ
中学生高校生と時を重ねたが
もちろん、こんな精神状態では、自分の心は
円満な学生生活を送れなかった。

自分の闇を見せるのは何故か嫌で
表に出る私は、いつも明るくハイテンションで
天真爛漫、自由奔放
 な私だった。
(これも本当の私なのかもしれない)
私の見た目からはきっとそれが求められているのだろうとも思い込んでいたし、いつも死にたいと思ってる奴と仲良くなりたい人なんて居ないだろうとも分かっていた。

陽気に振る舞った後に家に帰ると
とんでもない虚無感に陥った
あの時のあの発言
あの態度、あの振る舞い
私のあの言動全てが間違いだったような気持ちになるのだ。

なんと生きづらい世の中なんだろうか

そんな毎日を繰り返し
自分を傷つけるという、つまらない過ちも犯した。
(否定はしたくない。それが救いになるのであれば
私自身は止めることはしない)
血が流れると、生きている実感が湧いて
余計に辛かった

夜が更けるたびに思っていた

ずっと真夜中でいいのに


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