たねのあるシャインマスカット
小さな庭だけれど、我が家には、ぶどう棚がある。
外溝をお願いした業者さんの一言。
『せっかくだから、ぶどう棚にしましょう。』
の一言で、自転車置き場の上がぶどう棚になっている。
毎年、休みの日に夫が枝や花を切ったりしてくれているが、売られているぶどうと我が家のぶどうは、見た目も全く異なる。
でも、我が家のぶどうはとても美味しい。
あれだけ、手をかけているにもかかわらず、売り物とは全く違う様を見て、ぶどうとは手のかかるものだというのがよくわかる。
そして…
お店で売っている最近のぶどうはどれもとても高価。
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タイミングが合えば、夫の実家に我が家のぶどうを持って行く。
義母は、シャインマスカットがとても好き。
数年前にシャインマスカットが出始めた時にいち早く購入し、当時、はじめての種もなく、皮も食べられるぶどうに家族を驚かせた。
『あれ? このシャインマスカット たねがあるよ?』
我が家のぶどうを食べた義母は毎回必ず言う。
我が家のシャインマスカットにはたねがある。
(薬づけをしていないから…)
シャインマスカット=たねがない。
皮も食べられる。
と人はインプットされている。
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今、お店で売られているぶどうは、ほとんど『たね無し』だ。
でも、本当は農家さんは知っている。
『たねがある方が美味しいんだけどね。』
と聞いたことがある。
たねがない方が売れるし、価格も高いから農家さんは『たね無し』ぶどうを作るらしい。
薬液に何度もぶどうを浸し、手間のかかる作業だろう。
だから、当然価格も高くなる。
JAのお店などで、『たね有り』ぶどうをあえて探して買う。
この『たね無し』食品を食べることはどういうことだろう?
今から約20年前…
不妊に悩むカップルは、10組に1組と言われていた。
10年位前には…
5組に1組と言われていた。
今はもっと多いかもしれない。
夫婦どちらに原因もなく、不妊の理由を医師に聞くと『わからない』と言われるが、本当は医師は知っているのではないだろうか?
と当時も今も思う。
エレスさんのnoteにも書かれていました。
たね無しぶどうのことを書きたくて探してみても、その事を書いている人は他にはみつけられませんでした。
(私の探し方が足りなかったらごめんなさい)
食べているものから身体は出来ている。
上埜ヒデユキさんのイラストを載せさせてもらいました。
ありがとうございます。