嗚呼 退屈~
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「最近曇り空と雨ばかりなのよ、お日様と青空みたいわ」
「分かるわ~でも、この前迄は水分欲しい〜と言ってぼやいていたんじゃなかったけ ? 」
「そうだけどさ~ あらっ 見て見てアオサギかな、飛んで来たわ」
「今湿原の中で子育てしているのよ、ここ見晴らしいいから退屈しないでしょ」
「う〜ん・・何時も同じ風景だわ」
「幸せじゃないですか、同じ風景見れて、空を鳥が飛び、雨が降ってもいつかは晴れるんだし」
「それはそうなんだけど、何か言いたいの ?」
「う〜ん・・・戦争しているでしょ」
「知ってるよ、渡り鳥が飛びながら話していたわ、休憩地がなくなって焼け野原になっていた、とかなんとか」
「色んな所が破壊されているのよね」
「人間の世界は大変なのね」
「そうなのよー (笑)明日食べて行けるだけ幸せなのよね」
「そうよ、あっ (笑) いつかはお日様出てくれるから、ブチブチ言わない事にするわね」
「アカクローバさん、今日はとても綺麗よ」
「きゃー😆嬉しい〜風さんと一緒に踊りたくなってしまったわ」
「そう、良かったわ機嫌が治ったみたいね、晴れたら蜜蜂さんも来るわね」
「そうなのよ~蜜蜂さんはとても楽しい事、お話ししてくれるのよ、この前はねクマンバチを倒したお話しが、スリル満点でハラハラドキドキしちゃったわ」
「凄いじゃない、私も聞きたかったわ」
「でしょでしょ、蜘蛛さんの話しも面白かったわ、車で遊んでいたら、その車走り出してしまって、慌てて風に乗り飛び降りたんだって、風に乗る迄随分かかってしまって、と話していたわ、あ〜でも忘れてしまったわ」
「え〜それは残念、またね、うーん(+_+)人間様は忙しいのよね〜(笑)」
「そうみたいね、頑張ってね」
「ありがと 2~3日すると晴れる予報よ またね〜」