見出し画像

私の友達はたぬき

20歳を超えてもぬいぐるみが手放せない人間がいる。私である。

ベッドの周りには大量のテディベアやふわふわのぬいぐるみが積まれている。

一見雑に扱っているように見えるが、このぬいぐるみたちは私の安眠に、不安の解消に、人生に欠かせないものたちなのだ。

ピンクのブランケットも欠かせない。
ふわふわで柔らかくて暖かくてとってもいい匂いがする。

いい匂い、というのは香水や柔軟剤の匂いではない。なんの匂いかはわからないのだけど、母のお腹の中にいた時のような安心感を覚える。胎内にいた時の記憶なんてないのだが。

大量に積まれたぬいぐるみたちには、一人一人名前がついている。
生まれた時から一緒にいるテディベアは「ちゃいろくまちゃん」、スーパーで出会ったテディベアは「モカ」、ハウステンボスで出会ったテディベアは白いから「ミルク」…というように、私が愛を込めてつけた名前がある。

そんなたくさんのぬいぐるみたちの中でも、特に大好きな子がいる。

紹介しよう、「たぬき」である。

私のたぬき

このたぬきに関しては、大きさやフォルムが完全にたぬきそのものだと思ったので、名前はそのまま「たぬき」と呼んでいる。

もちろん愛を込めて、たぬきと呼んでいる。

このたぬきは20歳かそこらの時に、誕生日プレゼントに買ってもらった。

一応公式のページも貼っておく。

もう本当に本当にたぬきが可愛くて仕方ない。

このたぬき、重いのだ。
どうやら720gあるらしい。
その重さがなんとも心地いい!

足の裏もかわいいし、毛並みも綺麗だし、触ってると癒される。

見てほしい。この困った顔を。
目にかかる毛を整えてあげるだけで表情も全く異なってくる。

メンタルが弱って眠れそうにない時はこのたぬきを抱えて横になる。
すると、すぐに暖かくなり、安眠できる。

たぬきは一生友達。

あなたにも一生を共にしたいと思えるぬいぐるみ…いや友達がいるでしょうか。

いいなと思ったら応援しよう!

七井泳哩
もしサポートいただけるのなら、いくつかのおすすめの本をメッセージに書いておいていただけますか。いただいたお金でその本を買って読みます。

この記事が参加している募集