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底辺日雇いバイト時代の4コマ漫画②休憩所のカースト制度

度重なる労働法規の改正を経て、今では派遣社員や日雇いアルバイトへの差別をしてはいけないということになったが、10年以上前は、当たり前に派遣差別が行われていた。

『日雇い派遣スタッフの身分』

ラフ画過ぎて、ゴメン
休憩所のごみ箱は、派遣の人は使えないため、
弁当のゴミなどは持ち帰らなくてはいけない
カップ麺だけ持ってきた人はお湯が使えないため、
昼食が食べられない。
こういう現場に限って、近くにコンビニもスーパーもない。
空腹のまま仕事をする羽目になる。

ラスボスみたいなガタイのデカい
お局パートが目を光らせており
レンジを使おうと扉を開けると、
「何やってんのよ!使っちゃいけないのよ!」と怒鳴るので
冷たい弁当を食べる羽目になる。

冷蔵庫も使わせてくれないことが多く、
私は夏場、持参した手作り弁当で食中毒を起こした。
※私供→共の誤字もゴメン

皆、諦めて差別を受け入れるしかない。

こんなことが、日本のあちこちで行われていた。


「インスタントラーメンを作ろうと思ったら、派遣アルバイターが使ってしまいお湯がなくなった!(怒)」
ただそれだけで「帰れ!!!」と怒鳴られ、早退させられた派遣の男性がいた。
午前中の給料が払われない宣言もされていた。
やりたい放題である。


派遣会社は、スタッフから苦情が出ても、何もしない。
派遣先に確認もしないし、苦情の申し立てもしない。

だから、いつまで経っても劣悪な現場は改善されない


このような最悪な現場は、2chや5chの日雇い板で、いかに酷いか情報共有がされたが、2chや5chはコアなネチズンしかROMしないので、一角で盛り上がって終わりだった。
※私は「ねらー」ではないので詳しくないが、検索すると、よくヒットしたものだ。


タイミーのようなマッチングアプリが台頭すると、会社側の「評価」や「レビュー」、Googleマップの口コミや、Xなどで酷評されるリスクが高まり、企業側が危機感を抱いた。


底辺 日雇いの世界は、世も末の無法地帯なディストピアだから、派遣法などは軽視どころか、無視される治外法権な現場が多かったが、個人がメディア化し、発信の力を得ることで、日雇いスタッフに対する”酷すぎる差別”は激減した。(酷すぎない差別は、まだある)


⭐︎無法地帯な現場の話

猿山の方が秩序がある。

「おらおらー!」と叫び声を上げながら、フォークリフトで轢き殺しにくる。


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おおかみ のみね@519社で働いた運期研究家
不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。

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