カメラはこれ1台で十分 EOS 1dx mark 2(控えめに言って神)
こんにちは(こんばんは)@78airlineです。主に羽田空港・松本空港・富士山静岡空港に通っています。(まあほとんどは羽田です。打率・コスパが良い空港が羽田空港だからです。)
さて、みなさんは普段どのようなカメラを使っていますか?スマートフォン、コンデジ、一眼レフ、ミラーレス一眼などなど。選択肢はたくさんあると思いますが、今回は私がメインで使っているカメラのEOS 1dx mark2 について紹介していきたいと思います。
先日、EOS R3が発表されましたが、私は今後もこの1dx mark2を使い続けていこうと思います。その理由と使用感についてお話しできたらと思います。
↑とりあえず、この特徴紹介動画を見てください。超かっこいい。
概要
1dx mark 2は2016年4月に発売された、Canonの一眼レフです。
センサーサイズ :フルサイズ
画素数 :2020万画素
常用iso感度 :100〜51200
記録媒体 :CF・CFast
連続撮影枚数 :14枚〜16枚
シャッター速度 :1/8000〜30s
レンズマウント :Canon EF
視野率 :100%
測距点 :61点
映像エンジン :デュアルDIGIC6
質量 :1530g(CIPAによる)
カメラは重さで選ぶべきなのか
みなさんがカメラを購入する時に一番重要視することはなんでしょうか。
①値段 ②画素数 ③質量 ④剛性 ⑤その他
いろいろな判断基準があると思いますが、私は一番大切にしているのは④剛性です。私は時に、砂埃の立っているところや湿気が多いところで撮影することもあります。そんな時、ミラーレスカメラだと少し不安だなと感じることもあります。そのため、剛性(頑丈さ)を最重視しています。ちょっと落としたくらいでは壊れないと思います。(もちろん落とさないことが望ましいですが)
それゆえの1.5kgなのではないかと思います。(マグネシウム合金ボディ)
1日中撮影するのは辛いのでは?と思う方もいるかと思いますが、私の感想としては全く問題ないです。いつも100-400の2型か24-70 f2.8をつけていますが、取り回し辛いと感じたことはありません。(使い始めた時には、こんなに重いカメラ使えるか!と思いましたが慣れると全く気にしなくなります。)
所有欲を満たしてくれるカメラを
カメラやレンズはどんどん新しい商品が登場します。それによって購買欲求をかき立てられるモノです。しかし、それを繰り返していけるのはプロと一部の高所得者のみで、ほとんどの人が新製品が出るたびにカメラを買い換えることはできないのです。そんな時、「自分が本当にこのカメラが好きだ。このカメラであればなんでも撮ることができる」と感じるものを選ぶことができれば新しい商品を買う必要がないわけです。
(EOS Rも使っていますが、信頼感や所有感は1dx 2の方が上です。)
実際にいくらで買えるのか
現行品の一眼レフカメラの最高級モデルと言えば、1dx mark3です。しかし、mark 3は高価かつオーバースペックな気がしています。それならば1dx mark 2のほうがいいやと思い購入しました。
私は基本的にマップカメラで商品を購入しています。私がカメラレンズをどのように購入しているかは以下の記事をご覧ください。
2021年10月9日現在では、マップカメラだと美品が331800円です。それなりにしますね。私は良品(29万円でした)をEOS 5D mark4 と70-200 f2.8 2型を下取りに出したので、10万円くらいで買えました。今気づきましたが、5d mark 4の買取価格がめちゃくちゃ低くなっていますね。私が手放した時は125000円でしたが、現在は6万円くらいになっています。EOS Rの買取価格(61000円)とほぼ変わりませんね。ちょっと悲しみを感じます。5d mark 4の中古販売価格はまだ20万円くらいするので、資産価値はどんどん下がっていく感じです。
ちなみに、1dx mark 2の現在の買取価格(ワンプライス)は158000円となっています。
バッテリーは高いが長持ち!(最高)
EOS 1dx mark 2のバッテリーはLP-E4 / LP-E4 N / LP-E19 になっています。ちなみに、LP-E19は脅威の新品19503円!(高い)でも最低2個持っていれば2泊3日の旅行でも大丈夫かなと思います。(1個でも十分な気がしますが、一応安心感ということで)バッテリーの持ちがめちゃくちゃ良いのは素晴らしいことです。(逆に安心し切ってしまい、充電をしていなくて困ったこともあるので、しっかりと充電することは必要。また、私は互換バッテリーは使いませんのでキャノン純正のみを使用しています。)
私はEOS R, EOS RPも所有していますが、そちらはやはりバッテリーのもちが悪く感じます。(まあ実際に大きさが全然違いますが)
↑家にあったウイスキーと比較するとこんな感じ
左から
響 JAPANESE HARMONY / LP-E19 / LP-E6N / LP-E17 です
LP-E17は圧倒的な小ささです。私は4個所有しています。2泊3日の旅行だと4本くらいないと足りないので持っています。この4個をスタイリッシュに持ち歩く方法を模索中です。
みなさんはバッテリーをどのように持ち歩いて(保管して)いますか?いい方法があったらコメントで教えていただければと思います。
LP-E19はこんな風に取手がついていて、引き出したり、入れたりすることが可能です。
縦構図に強い
1dx系全てに共通していますが、縦グリップが最初からついています。このことによって縦構図での撮影がとても楽に行えます。ON・OFFつまみにて縦グリのシャッターを切り替えることができます。この機能がなんだかんだ一番嬉しいかなと思っています。
AFは爆速
私は普段航空機を撮影しています。航空機は高速で離着陸をします。AFの正確さ・素早さはとても重要になってきます。その中で、1dx mark2は素早く被写体にピントを合わせてくれるのでとても重宝しています。(安心感がすごいです。)
EOS Rはこの点が少し不安で、特に長玉をつけた時に若干迷ってしまうということがあり、シャッターチャンスを逃すことがあります。(この点は結構不満)
私はゾーンAFを使用することが多いです。←結構お勧め
丁度良い画素数
最新のEOS R5は5000万画素クラスです。果たしてそんなに画素が必要なのでしょうか。私はそこまで画素数信者ではないことと、出力媒体的にそこまで大きな画素が必要なものがないこと、そして画素数が足りなかったらLight roomのスーパー解像度を当てればいいだけの話なので全く困っていません。逆に高画素機を使用するとファイルサイズが大きくなって逆に使いづらく感じます。(この辺は個人の好みだと思いますが)
お勧めの動画
いいことばかりあげてきましたが、デメリットも存在します。しっかりとその点もお伝えしていきたいと思います。
カバンを選ぶサイズ
100-400mm レンズなどの超望遠をつける時には、カメラバッグには入れず、カメラリュックに入れますが、24-70や85のような標準域のレンズをつけるときには写真の通り、正三角形のような形になります。これがとても難点で、手提げカバンに入れづらいんです。また、私はEOS Rを持ち歩くときにはピークデザインのエブリデイスリングを使っていますが、レンズを取り外さないと入れることができません。残念。なのでスナップ向けのカメラではないということがわかりますね。(悲しい)
ピークデザインの大きめのカバンがあってすごくほしい(3万もするからすぐには買えない)
↑写真は85mm(神レンズ)なのですが結構大きいですね。カメラ本体が正方形なのは素晴らしいことであり、うーんなことであり…。むずかしいところですね。
EOS RPと24-105だとこんな感じ(横向きですが)とてもスタイリッシュで持ち運びやすいですね。(私は登山にこの組み合わせで行きました。以下その時の写真)
懐かしの北岳登山(とても楽しかった)もう行くことはないかな?
CFast…。
カードスロットを見ると、1番がCF、2番がCFastになります…。とても使いづらいですねCFast。というか使っていません。なので私にとっては実際はシングルスロットなのです(悲しい)
でもウエディングフォトなどを撮ることがないので、そこまでデータ破損が怖くはありません。また、車で移動をして空港で撮影をしますので、撮影をした後にすぐに2重のバックアップを取っています。シングルスロットでも困っていません。
このカメラの良さである秒間14〜16コマはCFでは出せないとは思いますが、今のところ遅いなあ、もう一コマ欲しいなあと思ったことはありません。7コマと10コマは違うと思いますが、10コマと14コマはあまり変わらないと感じています。
ちなみに今CFastはいくらだと思い確認してみました。
メーカーにもよりますが、まだそこそこしますね。1dx2と心中するならいいですが、今後使われていく流れのないカードを1万円以上の金額で買えるかと言われると厳しいなと思います。多分このままCFのみで運用していくと思います。
ちなみにCFastリーダーを別で購入しなければいけないのも面倒なポイントです。
私が使用しているCFはこれです。(2枚運用)
Wifiがない
5d mark4 には搭載されているWifiですが、これにはついていません。JPEGをサラッとスマホに転送したり、Canon CAMERA CONNECTを使ったりすることはできません。(悲しい)まあ基本的にRAWで、仕事で使う時のみJPEG Lを使っているのでそこまで困ることもないのですが、Wifi欲しいなあという方もいるのではないでしょうか。この点は少し悲しいですよね。
このアプリケーションを入れておくと、バルブ撮影がリモコンを持っていなくてもできるのでとても重宝します。Wifi・Bluetoothが搭載されているCanonカメラを使用する時に便利です。簡単にスマホでダウンロードすることができます。
あとは、動画撮影時にフリッカー撮影をONにしているのに結構フリッカーが出るなあとこの前感じました。これは調べてもいないし、検証もしていませんのでよくわかりません。誰か教えてください。
作例
レンズ性能も関係してくるのでなんとも言えませんが、作例を出して行きたいと思います。
どちらも1dx mark2 + EF 100-400 f4.5-5.6 L ii IS USMで撮影しています。
1枚目(羽田空港第二ターミナル) 2枚目(りんくうビーチ)
まとめ
街中スナップなどには不向きですが、しっかりと写真を撮るぞという時には最高のカメラです。ぜひ使って見てください。僕は毎週買っているロト6が当たらない限り当分の間このカメラを使っていきたいと思います。(当たったらR3と望遠端を即買い)
気になるところは多少あるかもしれませんが、僕的には申し分ないカメラですし、神カメラです。