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アイデアと企画の境目

こんにちは、PR&マーケティングディレクターの石本です。

本日のお題は、そもそもアイデアと企画という言葉認識が違っていると進まないという問題意識からスタートしたものです。

いわゆる、アイデアのようなものは出るものの、企画として実現しない、企画が通らない、いまいち決め手に欠ける、などのモヤモヤを感じたことってありませんか?

職業柄、敢えて分ける意味はあまりないのですが、広告・PR・イベントマネジメント、営業企画などを担当していると、多種多様な部門の方々を巻き込んでプロジェクトを進めていくことになります。

そんな時に、これを意識すると役立ったなぁ、という経験から、言葉の定義を紐解き、その違いについて考えてみようと思います。


①企画は、ある事を行うために計画をたてること。

企画という言葉を辞書で調べてみますと、「ある事を行うために計画をたてること。」と定義がされています。

いや、辞書で調べたらわかるやん、って読み飛ばされそうなので、どういうことか説明させていただきます。

でも、大事なことなので、繰り返します。

「ある事を行うために計画をたてること。」

です。

②アイデアとは、「思いつき。新奇な工夫。着想。」

一方、アイデアは、「思いつき。新奇な工夫。着想。」のことなんです。

よく、企画を考えました!ということで、思いつきに一本毛が生えたような案がミーティングで飛び出して来ることもあるかと思いますが、「うん面白いけど・・・」なることってありませんか。

それは、アイデアであって、企画ではないんですね。

③企画=アイデア−実行可能性

とはいえ、私個人としては、アイデアを出すこと自体は大賛成派です。

ポイントは、その言葉の使い分けと段階を考えて仕事しましょってことなんです。(※自戒の念を1万回くらい込めて申し上げます。)

企画の段階に行くときは、「アイデア」に、それをやる目的・会社の戦略・その中の位置づけとしての施策・ブランドとの親和性・予算などの「実行可能性」を考えていろいろ引き算して削り出していかなきゃいけないと思います。

そして、アイデアを出すにも、

フェーズ0:アイディアを出す前の段階

フェーズ1:アイデアを出す段階

フェーズ2:企画を出す段階

の3つがあるのです。

これらの3点については、またの機会にましょう。

今回のまとめは、

まとめ:アイデアと企画の間には地球の裏側くらいの隔たりがある

ということです。

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